今日の音楽

久々のミニマル。
昔感じた、畳み込むような同じ音列の連続で、聴衆を追い込むような感じが薄れている。
コーラスの女性の音程が合っていないように聞こえるが、こういう仕掛けだったのかな?
聞いてくるうちに段々と乗ってくる。これがミニマルの面白いところだ。
25年近く前にカーネギーホールで聞いたフィリップ・グラスのミニマルと同じ音楽。
あのコンサートはポール・ウィンターとジョイントだったように記憶している。
ポール・ウィンターにはオレゴンの人々も参加していたが、亡くなった人もいたんだろうな。
Virgin CDV2085:録音年月日が出ていない。1977年が発売年の様子。録音も同年か?
最近のフィリップ・グラスは変わってしまったようだ。

ジャニスは良いな。何故か、こういう歌い方(シャウトか?)ガラガラ声が好きだな。

完全に今のインプロ。どこで買ったんだか?ツノ犬本人からライブで買ったのかな?
初めて聞くように思う。
言いたいこと、やりたいことは判るが、盛り上がりに欠ける長いソロの部分がある。
ガンガンと演奏する部分は面白い。静かに演奏する部分は、少々ダレルよに思う。
3曲目は出だしから面白い。現場に居たほうが面白いのだろう。
松本、ツノ犬の掛け合いは中々良い。


2人ともテク、表現などは面白い。何かの切っ掛けで大きく変わるミュージシャンのように思う。


大昔、ゲーリー・ピーコックが日本で発見されたときに、
当時ナベサダさんのところにいた、ベースの鈴木良雄さんが習いに行き、
人生論しか語ってくれないと言っていた。それでも鈴木さんは非常に上手くなった。



音楽はテクではないと言うことだろうな。



鈴木良雄さんの話では、当時のナベサダ・グループにはつのだひろがタイコをたたいて時期もあり、ツノ犬が甥っ子と言うのも面白い。