Important Notification

というSubjectのメールが来た。
差出人はinfo@yahoo.co.jp
内容は
>>Dear Yahoo Member,

Your e-mail account was used to send a huge amount of unsolicited spam messages during the recent week. If you could please take 5-10 minutes out of your online experience and confirm the attached document so you will not run into any future problems with the online service.

If you choose to ignore our request, you leave us no choice but to cancel your membership.

Virtually yours,
The Yahoo Support Team<<


と言うことで、
”最近お前のメールアカウントから、大量のスパムが出てるぞ。
添付ドキュメントで確認してくれ。
我々の要求を無視すると、お前の登録を抹消せざるを得ないぞ。
Yahooサポート・チーム”
と言う内容。


添付には、
important_details.zip
と言うファイル。
YahooのNorton AntiVirusでスキャンでは、
”W32.Mytob.EA@mmというウイルスが見つかりました。”
となる。


メールヘッダーから、
Received: from 202.XXX.XXX.36 (EHLO yahoo.co.jp) (202.XXX.XXX.36)
ということで、
202.XXX.XXX.36
というIPから来ている様子。


whois.jp http://whois.jp/
で、このIPを調査。
社名が判る。


社名でググル。
ずばり出て来るのは、
広島の小さな会社。
この会社の問合せのページに、
>>最近、迷惑メール等に関する問合せが多くなっておりますが、
東京にある同名の会社と間違われるケースが多くございます。
今一度、連絡先のご確認のうえお問合せ頂くよう御願いします。
尚、同社の窓口についてはこちらをご参照下さい。<<
となっている。
同じ社名で、苦情が寄せられて困っているようだ。
WHOISでも、ネームサーバは、そちらの会社のようだ。


指定の会社へアクセス。
東京駅八重洲口の鉄鋼ビルにある会社。
サイトのトップに、
迷惑行為に対するポリシーとあり、
>>・・メールなどに記録されるIPアドレス自体は弊社管理であっても
それを利用するユーザは必ずしも弊社の直接のユーザではなく、
他の通信事業者又は企業のユーザである場合があります。
このような事情から、申告に対する対応は弊社の直接のユーザである場合と、
そうでない場合に分かれます。<<
と言っている。
何となく責任回避を感じるが。


ウィルスメールについてのご申告というページもある。
このページでは、
自分の名前とメールアドレスと、ウィルスメール全文をペーストして送れとなっている。
但し書きに、
・発信者本人も知らないことがある
・当社では注意以上は出来ない
などと書いてある。
何となく?なイメージ。


2ch.netで、この会社を検索。
結構文句が書いてある。


ISPにも
ウィルスメールとかスパムメールを出さないようにする
責任もあると思うが。
大手商社の子会社のようだが、何か違うな。
ネットが始まった時には、
この商社の子会社は良かったように覚えているが。


2ch.netに
ウィルス、スパムが良く出てくるISPというリストもあった。
この会社もリストされている。



(追記:2005/11/25)
今日また同じメールが来る。
IPアドレスも同じ。
添付ファイル名が違う。
email_details.zip
ウィルスも同じ。
誰かのPCにウィルスが取り付いているためか?
でも、このプロバイダーは何もしてくれなさそうだ。