今日のCD

  • Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra / Out To Lunch

あの名作を模して作ってしまう、度胸は凄いな。
昨日聞いているので、まともに聞ける。
多分、演奏を見ていないと買わなかっただろう。
意図、演奏スタイルは判るので、CDでも納得できる演奏。
集団即興的になる部分なども凄いし、と思うが、
全てが大友音楽なんだ
大友さんの指示での演奏。


テーマ部分はDolphy音楽だが、
その後の持っていき方が大友音楽なんでしょう。
大友さんの演奏で今まで凄いなと思うことは数回しかなかったが、
このオケは良い大友音楽ですね。


やはり3曲目のGazzelloniではイースターシアを思い出す演奏になっているが、
イースターシアがOut To Lunchに似ていたのか?


ライナーに殿山泰司さんの文章が載っている。
懐かしいお名前です。
昔はよくコンサートでお見かけした。


CDジャケットを開けると、
CDの裏が上になって入っている。
ジャケット裏に上に丸い穴があり、
ここにCD表の時計のデザインの数字が出てくるようだ。
Out To Lunchなので時計の数字が、
ジャケット裏に表示できるようです。
CD自身もDolphyのジャケットにあるような時計のデザイン。
ジャケットデザインって、
凝ると高くなると思うんだけれどな。