今回の久々のLA出張で残念だったこと、そして日本人社会での米国生活を思う

LAX空港から10分のホテル。
空港-ホテル間はシャトルバスが出ている。
訪問先のオフィースはホテルの目の前。
ということで車は借りなかった。
朝から晩まで仕事で時間はなく、夜はお客に誘われて夕食で時間がもっとなかった。


時間もなく、足もなく、自分の行きたいところに行けなかった。
本当は、サンタモニカの3rdストリートの路上で
Los Pingosを聞きたかった。
あの、アルゼンチンの若者の歌声を聞きたかった。
新しいCDも買いたかった。
残念だった。


訪問先がアメリカの会社だったら、
夕方には仕事が終わって、
夜は自由時間、誰もかまってくれないので、
車がないと生きて行けないアメリカではレンタカーも借りて、
自分で夜は好きなところで、好きなことができただろうに。
日本の会社、日本人社会との違いなのだろうな。


大学を卒業して直ぐにLAに転勤になった大学の同級生が、
5年もLAに居て、英語ができないというのも納得できる。
アメリカに住んでいながら、
日本人社会で生活していると、
英語をしゃべる機会も少なく、
米国人との付き合いも少なく、
日本人が観光で訪れる米国と同じ感覚のままに日本へ帰る。
何だか変な、海外在住の日本人。


叔母がアメリカ人と結婚し、アメリカに渡ったのは、
多分50年程前。
叔母は直ぐにアメリカ国籍を取ってアメリカ人になってしまった。
これは非常に変わったケースで、
アメリカ人と結婚して永くアメリカ在住の日本人女性でも
多くの人が、日本国籍のまま生活している。


なんか変だよ日本人。
世界から置かれていく日本人なのか?