商売の移り変わり

中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル から
AmazonWalmartの狭間に消えたTower Record
http://blog.japan.cnet.com/nakajima/archives/003077.html
の記事が素晴らしい。


数日前のニュースでTower Recordが倒産という記事があった。

夕方のニュースであたかも「Tower Recordの倒産はダウンロード型ビジネスモデルへのシフトだけが原因」

を、何となくそうかと思っていたが、

Tower Recordは、ベストセラーをディスカウント・ストアに、ロングテールAmazonに、若年層を違法ダウンロードに、アーリー・アダプターをiTune Music Storeに奪われるという、いつ倒産してもしかたがない状態にあったのである

驚きのアメリカ事情、分析。
アメリカの事情が判らないので、ニュースの見方が判らなかった。
音楽好きにはTower Recordの倒産記事は少々ショックだった。



レコード屋も変遷しているが、本屋も変わってきているな。
最近は出版される本が多く、
本屋で特定の書籍を探すのが難しい。
Amazonなどで探した方が、早い。
配送料金も無料になることが多く、金額的にも問題ない。


本屋に行く楽しみは、知らない本を見て回る楽しみがあるが、
最近はブックオフなどで、
105円の本が値段的にも気にならず、気になった本が何冊でも買える、楽しみがある。


日本だと駅などの売店と、コンビニの雑誌売り場で、雑誌は一番売れそう。
とすると、
昔ながらの本屋さんは、今すぐ読みたい人を狙った、ベストセラーだけを売る道だけか?



中島さんのブログで

企業倒産が悪いことのように扱われる日本と異なり、将来性がない企業には誰も救いの手を差し伸べたりしない米国においては、この手の新陳代謝がどんどん進む点がある意味でとても健全だ。

この辺の日本との違いも気になる