銀行も変化が必要

銀行で通帳に記帳してAmazonからの振込みがあったことが判った。
初めてのAmazonアフィリエイトフィーの現金振込み。
Amazonから振込みの知らせがあってから、イーバンクからのメールがないと思っていた。
Amazonでの振り込み先の登録が東三になっていた。


東三でもネットサービスを便利に使っているが、振込みなどの知らせはない。
昔から銀行では振込みの知らせはないく、店舗で記帳して確認が必要。
イーバンクは、振込みなどの知らせがメールで来る。
実店舗がないので、メールでの細かい連絡が必要で、メール社会では、これが便利。


社会の変化に対応して、
銀行もお客へのより良いサービス提供をしないとダメだ。


日本のコンビニは金融機関? http://news.livedoor.com/article/detail/3145341/
では、コンビにで”本業の品物販売による売上高よりも各種サービス料金の収納代行を通じて得る売上高の方が多くなる”
とのこと。
コンビニが銀行の競合になった。


24時間対応できない銀行の代わりに、何年も前にコンビニにATMが導入された。
銀行は中々24時間サービスを提供できず、コンビニに取られたサービスだろう。


米国では、大昔からATMは24時間サービスだった。
どんな田舎の銀行でも、ドライブスルーのATMで24時間現金がおろせる。
いまだに日本の銀行は完全には24時間対応していない。
24時間対応のためには、日本の銀行のシステム変更が大き過ぎるのか?
昔のシステムはオンライン+バッチ処理の考え方だったから、この変更が難しい?
はたまた、客は24時間を必要としていないと銀行が考えているのか?


銀行の支店のあり方にも疑問がある。
銀行の支店の数が多く、問題視された時があったが、
今後はコンビニとネットバンクにその機能が代行され、
銀行の支店は減少、もしくは規模が縮小するように思う。
支店に行く必要のあることは、高額預金の振込み、借り入れくらいだろう。


口座の開設、解約、公共料金の振込み申し込みもネットでできるようだし。
実店舗でのサービスは検討しなおす必要がありそう。


銀行振り込み手数料などにも疑問。
同一銀行で別支店への振込みに手数料を取る。
イーバンクでは、イーバンク内は振込み手数料無料、他行へも160円。
この安さ。


大昔は、客の台帳が各支店で実際の帳面で管理され、
実際の作業が多く、別支店への振込み手数料も必要だったのだろう。
しかし、全てがIT化された現在では、自行内での金の動きは、
コンピュータの記録の書き換えだけで、
同一支店内だろうが別支店だろうが手数は同じはず。
大昔の感覚で今もサービス、手数料を継続しているのだろう。


誰も文句を言わないのか、銀行は変えようとしない。
変わっていこうとしていないように見える。


自らを変えようとしないのは、銀行だけの話ではない。
インターネットの出現で、旧社会構造が大きく変わっていこうとしている。
新しい社会構造に付いていけない仕組みは、いつか消滅していくだろう。
付いていくためには、常なる変化への対応が必要。
そのためには、昔ながらの”変化を嫌うサラリーマン気質”も大きな問題。
本来は、ここを経営者が誘導していくべきだが、
日本の場合、大きな企業の経営者もサラリーマンから成り上がった、
アマチア的経営者であることも問題。


後は、官僚の問題も大きいな。


最近の大企業で新聞をにぎわす数々の問題も、この辺も原因だろう。