沢山の情報を連動できることの脅威

薄気味悪いと思わないほうがおかしい Google の個人化戦略 http://d.hatena.ne.jp/husigi/20070504/p1

2006年の4月まで、自分がいつどんなサイトを訪問したかが一目瞭然

だったそうだ。


去年だか一昨年辺りからGoogleの素晴らしさと同時に脅威も感じている。


10年以上前だが、当時在籍していた会社で、MS Projectをインストールすると、
同一LAN内で既にProductIDが使われていますと表示された。
LAN内のProductIDをMS Projectが調べていた。


MSは、全てのProductIDをネットで管理するなと思っていたが、
その後実現することはなったようだ。


インターネット時代になって、
インターネットで多くの検索をして、
情報を関連付けて、
探偵のようなことができるようになった。


しかし、これには手作業で自分で考えての関連付けが必要だ。


Googleのように、
・大量の情報を蓄積し、
・一瞬にして
・大量情報を関連付けられる
仕掛けは、非常に怖いシステムになるだろう。


時々映画になる、
”情報管理された社会”と”管理されたくない地下社会で暮らす人々の世界”
は直に来そうだ。


Googleの説明ページ:”関心に合わせて検索結果をパーソナライズ” http://www.google.com/searchhistory/welcome

過去の検索履歴に基づいて検索結果を並べ替えることができます。 最初のうちは大きな違いは見られないかもしれませんが、検索履歴が蓄積されると、より関連性の高い検索結果が表示

ということは、ワン・ツウ・ワン マーケティングと同じこと。
Amazonのお薦め商品の提示と同じことが、
もっと広く起きる。
”検索履歴を蓄積して、あなたの次の行動が判りますよ”
と言っているように思うが。


その前に、何らかの浄化作用が起こり、方向の修正がされるかな?
Googleは非常に便利な機能を提供し続けているが、注意も必要なようだ。
便利さの陰で失われるものもあるようだ。