休んでレコード

Bodies and Souls / The Manhattan Transfer
全くのポップス、というのか
マンハッタン・トランスファーらしくない、面白みに掛ける録音。
やはり300円で店頭のダンボールで売っているのはダメか?



クラーク・デューク・プロジェクト スタンリー・クラーク&ジョージ・デューク
こちらは発売当時、可也売れたレコードだと思うが・・・・
今聞くと、遊び半分で作った、軽薄な黒人音楽という感じが強い。
歌も歌っているが、ソウル系を模しているような、メロディ、バックの入れ方。
売れ線狙いの録音だったのだろう。
これも300円だったのだが。



Sammy Davis, Jr. Sings and Laurindo Almeida Plays
口直しには、こういう音楽が聞きたくなる。
じっくりと歌詞もかみしめて、心から歌っている。
本当に、このレコードを買って良かった。



◎Memories Ad-Lib / Joe Williams & Count Basie / Roulette
こんなカッコ良い演奏もないと思っている。
ベイシーがオルガンで、フレディー・グリー、ジョージ・デュビビエ、ジミー・クリフォードがバックで、
ジョー・ウィリアムスの粋な歌声。
2曲だけだがハリー・スウィーツ・エディソンも参加。
こういう微妙なリズム、音程での粋な演奏は、
こういうメンツじゃないと出来ない演奏。


残念ながら、Amazon.co.jpにはCDもない。
Amazon.comには24ドルからの中古レコード4枚79.99ドルからの中古CDが3枚あるだけ。



Certain Blacks The Art Ensemble of Chicago / America 30 AM 6098
ハーモニカが入っていたり、普段のメンツとは違う。
LESTER BOWIE(tr)CHICAGO BEAU(ts,p,har,per)JOSEPH JARMAN(as,ts,ss,vi,per) EDWARD MITCHELL JR(bs) JULIO FINN(har) MALACHI FAVORS(db,per) WILLIAM A.HOWELL(ds)
1970年パリでの録音。


CDとは随分とジャケットが違う。
ネットで調べても、自分のレコードと皆ジャケットが違うものが殆ど。
ジャケット違いが幾つかあるのか???



After Hours Sarah Vaughan / Roulette
これも好きなレコード。
同名でもう1つアルバムがあるようだ。どこかで聞いたが、こちの方がいいと思った。
こちらは1961年の録音で、
バックがマンデル・ロウとジョージ・ディヴィヴィエで、サラもゆっくりと歌っている。



King of the Delta Blues Singers Robert Johnson
サラボーンの歌い方との違いに驚き。
ロバート・ジョンソンは1938年には亡くなっている。
この録音は36年と37年。
始めの曲は、Crossroad。伝説のブルースマンが伝説の曲から始まるレコードも面白い。
(クロスロードは映画にもなったし、クリームの演奏などでも有名)
何となくかん高いような声での歌。
いかにも初期のブルースと言う感じ。
ブルースギターで有名なフレーズ、弾き方の演奏。
この演奏方法、フレーズなどは、ロバート・ジョンソンの録音から始まっているのだろう。


ロバート・ジョンソンの義理の息子のロバオート・ジュニア・ロックウッドを1985年頃に
渋谷のライブインで聞いたが、
こんな演奏方法、歌い方ではなかったと思う。


参考:ロバート・ジョンソン@Wikipedia



Kizashi / Togashi-Yamashita DUO / 日本フォノグラム 25PJ-1001
1980年録音。
富樫さんは既に手だけでの演奏になっている時代。
それでも素晴らしい演奏だ。
あの事件の前の富樫さんの演奏を知らないが、手だけの演奏も素晴らしい。
山下洋輔は70年代の凄い演奏を聞いているので、
このレコードでの演奏では、飽き足らない。
演奏では、”うー”いう部分もあるが、全般に平坦な演奏。


何故かジャケット裏は英語での解説。でもオビは日本語。
インナーのライナーは児山さんと富樫さん山下さんの対談。
児山さんが競演を仕掛けたように書いてある。
なんだか変な時代だったのかな??


CD化はされていないようだ。
Amazon.comKizashiというTogashiさん名のアルバムがあるが、
Kizashi Liveとあるので、これは別物のようだ。



◎Dialogue / Slam Stewart and Bucky Pizzarelli / Stash ST-201
Bukky Pizzarelliの低音の単音でロック的リズムで始まり、
Slam Stewartのボウイングが絡み、低音でのスキャットというのかメロディを歌う。
1曲目は曲名も”Slam BOW”。
カッコ良い、ベースとギターのDUO。
スイングしたカッコ良いジャズ。
思わず踊りだしそう。
こんなに良い演奏なのにCDになっていない様子。Amazon.comにもない。
昔は、あちこちの見かけたレコードなのに。



Duke Ellington's Jazz Violin Session
自分でバイオリンが好きなこともあってか、このレコードも大好き。
1曲目はA列車で、エリントンのソロ、バイオリンがアスムッセン、グラッペリ、ナンスと続くが、
そのあとのアーニー・シェパードのメロディを歌いながらのベースソロもカッコ良い。
2曲目のインナ・センチメンタル・ムードもいつものことながらカッコ良いメロディ。




Hello, Herbie Oscar Peterson
オスカー・ピータソン・トリオにハーブ・エリスが入っただけで、
こんなにも軽快な音楽になるのかと思うような演奏。
ピータソンの演奏も軽快に聞こえるから面白い。
やはりハーブ・エリスのスイング感が影響している。
Bはサム・ジョーンズ、DSはボブ・ダーハム。