久々のレコード

◎ ハウス・オブ・ブルー・ライツ エディ・コスタ、ウェンデル・マーシャル、 ポール・モチアン / YW-8551-AO
このレコードを聴いた覚えがない。
エディ・コスタが中々良い。
多彩なピアノのテク、泣き系の弾き方が多いが、音を引いたようなブルース・フィーリングも良い。
タイコがポール・モチアンと言うのも意外な感じ。


House of Blues LightsでAmazonを検索するとディープ・パープルの数枚のCDが出てきて、
ボー・ディドレイまで出てくるのが面白い。
ロック、ブルース系の曲なのだろう。



◎ Journal Violone / Barre Philips' / Opus One #2 JournalViolone
1968年のロンドンの教会での録音。
凄いベースソロ。
音の迫力、インプロの凄さ、・・・・・
ソロなのに、この多彩さ・・・・・・・
指弾き、弓弾き、共に凄い演奏。
弓では、ジークフリート・パームかと思うような演奏も・・・
           まあ同じ弦楽器なのでそうなるのか。。
最近女房が行こうと言わないので、バールさんを聞いていない。
一時は3回くらい来日時に聞きに行ったのに・・・・


世界で始めてのベースソロのレコードと書いている人もいるが????


やはりこのレコードはAmazon.comにもない。
あるとおもうと、Journal Violone II か 9 ばかり。
ググルとヤフオクで6000円で落札の記録がある。意外と安い。



◎ Revolutionary Ensemble / Manhattan Cycles / IN 1023
1972年録音。
1970年代後半に大好きだった。
久々に聞いて大きな音では聞けないかと思ったが、そんなに先鋭的ではない。
ビリー・ホリデイのレコードをバックにかけている。
ビリーに合わせて演奏している。
こんな演奏があったっけ???


Composed Leo Smithとある。
完全なインプロだと思っていたが、メロがあるのか。


去年スイスのハインツが言っていたが、
シローネがドイツで可也厳しい生活をしているそうだ。


Wikipediaを読んでいて、Leroy Jenkinsが去年亡くなったことを知った。
また聞きたかった人だ。


独身時代に女房も好きだったグループで、
我が家には、Revolutionary Ensemble のレコードが2組ある。
変な家だと思う。


参考:Revolutionary Ensemble @ Wikipedia



○ Son Of Quashed Culch / Averil Williams,Alexander Kok, Barre Phillips / Opus One # 3
またバールさん。
1969年、ロンドンでの録音。またもや教会での録音。
Opus Oneの#3なのでソロの次か。
初めて聞いたようだ。
女房がどこかで買ってきたのか??
こちらは、また違った雰囲気。
3人での少々ミステリアスな演奏。
現代音楽風もあるし、演劇のバック音楽風もある。
ヘッドアレンジのような話し合いも録音されている。


参考:Barre Phillips Discography http://mysite.verizon.net/vze8f4kf/phillips.htm



12 Cellisten der Berliner Philharmoniker / KUX-3029-B
ベルリン・フィル12名のチェロ奏者たち”という邦題の付いたレコード。
1975年録音。
チェロだけの12人編成の演奏。
ゆったりした感じと盛り上げる演奏と、素晴らしい調和。
全員での曲の歌い上げ方に、涙が出てくるほど感激的演奏。
最近は良い音楽を聴くと、直ぐに涙が出てくるようになってしまった。
何でこんなに感激するのか?



◎ More Encores: Christian Marclay Plays With the Records Of... Christian Marclay
1987年録音。
クリスチャン・マークレーの面白さが発揮されている録音。
Amazon.co.jpでCD化されたものを発見。
クリスチャン・マークレーは傷つくというのもレコードなのだと言う主張から
レコードジャケットをつけないレコードもあったのに、
クリスチャン・マークレーというレコードでの演奏家の音楽がCD化されるという皮肉。


こういう素晴らしい演奏家が演奏できなくなってしまったことは非常に残念。
1980年代半ばには何回か来日もしていたのに。


先日のLAPTOPコンピュータでのサンプル音楽を聴いて、
クリスチャン・マークレーはレコードでのサンプル音楽だと感じたが、やはり正しいようだ。


198年代半ばの、ミニマルとかノイズとかの一番面白い時代の音楽ようだ。