今日のレコード

◎  This One's for Blanton Duke Ellington with Ray Brown MTF 1002
Duke EllingtonとRay BrownがJimmy Blantonに捧げるという主旨のレコード。
粋なピアノとベースのDUO。
エリントンの粋なピアノがレイ・ブラウンのベースソロにかぶさるという、本当に粋な粋な演奏。
しかし音も良い。



◎  ダンス・ダンス・ダンス 生活向上委員会大管弦楽団 GU 2004
1991年にCD化されているようなのも、Amazon.co.jpにリストされていることも少々驚き。
生活向上委員会で検索すると、生活を向上するための全く違うホームページが沢山検索できる。
生活向上委員会大管弦楽団が正式名称のようだ。
日本のフリージャズ、特に最近のフリージャズの始まりのようなバンド。
ふざけた演奏、真面目に吹き始めるところ、メロディなど、最近のフリージャズの基本のようだ。
こういうレコードも無くなって行くのだろうか?
今のフリージャズ好きは知らないレコードかとも思う。


2曲目のA Night in Tunisiaは普通に演奏して、こんなだったけと思う始まりで、
やはりソロから崩れ始める。遊びに入っていく。
原田さんのピアノは、この頃から既にあのスタイルが出来ているようだ。


参考:
・原田さんのディスコグラフィーから http://www.geocities.jp/go4block/yori/discog/GU2004.html



◎  This is Music is This!? 生活向上委員会大管弦楽団 GU 2002
続けて生向委。
これも1991年にCD化されていて、AMAZON.CO.JPに登録されていて、
かつ中古でCDが1枚ある様子。でも12,980円!!
このレコードは未だ中古で時々見かける。


メロから集団即興的になり、サックス(多分片山さん)のソロになり、原田さんがかぶせて行く、
バックのベースは変わらずバッキングしてる。
こういう演奏部分が迫力。
片山さんのソロも迫力がある。やはり若いとき、今ほど酒を飲んでいないときの方が良いのだろう。
Take The A Traineのメロでのビックバンドとしての演奏などは上手く、
テーマからフリーへ移って、冗談の遊びの音へ、そこからまた普通のテーマへと、
演奏全体の出来も素晴らしい。
こういう演奏を聴けば、当時の生向委がバカ受けだったことは非常に理解できる。
当時は八王子とか三鷹などは、遠い場所に思えて、行かなかったのも残念。



◎ Frozen Alive! Albert Collins / STEREO-LA23-3013
客を乗せるのが上手い、Albert Collinsの1981年のミネアポリスでのライブ。
いつものAlbert Collinsのライブのように、ノリノリの演奏と会場。
このレコードをカセットにコピーしてWalkmanで聞きながら歩いていると、
ブルース歩きになったことがある。