やはりライトニンが好き

何となくゆっくりとした土曜日。
でも長年のサラリーマン、朝早くに起きてしまう。
久々に朝から体育館で運動。
昼食後は眠くなる。
誰もいないので、久々にレコード。


Zoot+Bucky Pizzarelli / AHEAD 33.752/GP 346
これはやったりとしていい気分。
Amazon.co.jpでは発見できず。


The Legendary Scott Lafaro / ULS-1677-AF
スコット・ラファロはいいのだが、フリー風ではない。
アノトリオとしては、余り面白くないかな。
このレコードもAmazon.co.jpでは発見できず。


△ キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ ロバート・ジョンソン
久々に聞くが、何だか甲高い声と、ギターの音も甲高い。
昔の録音だからか?
レコード針が寿命かと思って、別なレコードにかけかえ。


◎ First Meetin' of Blues Giants / Lightnin' Hopkins with Brownie McGhee, Sonny Terry & Big Loe Williams / WP-8626
レコード針は問題ないようだ、何時ものような音。
でもライトニンは良い。
結局両面を聞いた。
このレコードもAmazon.co.jpでは発見できず。
CD化されていないのかな?


Journal Violone / Barre Phillips / Opus One #2
1968年のロンドンの教会での録音。
初めてのベーソロ録音と聞いたことがあるが、
凄い演奏。
一度CD化されたが、著作権の関係で回収されてそれきりっと聞いたことがあるが、
このレコードジャケット裏には、全ての権利はBarre Phillisに属すと書いてある。
とすれば、バールさんがOKすればCD化できそうだが???
このレコードを欲しがっている人が結構いると思うのだが。


Sammy Davis,JR. sings Laurindo Almeida plays / Reprise 6236
このレコードは去年買って良かった。
去年の一番良い買い物だと思う。
しんみり歌うサミー・デイビスと、ローリンド・アルメードのギターがぴったり合う。
何度かCD化もされていることでも、
この録音の素晴らしさが判る。


どの曲も良いが、A面最後のEvy' Time We Say Goodbyeを聞いていると涙が出てくる。
他に良い曲が沢山ある。
ライナーノートでも、
サミー・デイビスとローリンド・アルメードだけで充分な素晴らしい録音場面だった
と書いてある。
こういう録音、現場に立ち会ってみたいものだ。


The Roots of Lightnin' Hopkins / Flokways FTS31011
再発見されたときの録音。
素朴さのあるライトニンで、飾ったところを感じない演奏、歌で好きだ。
CD化もされている。


Miles Davis / A Tribute to Jack Johnson / Columbia 30455
マイルスの気持ちの良い単純ロック。
これもCD化もされている。
まあ、マイルスだから当然か。
しかし、いろいろなセットがある。


Keizo Inoue in Moers '81 / Trio PAP-25010
レコード棚をあさっていると、
このジャケットの敬三さんが聞いてよと言っているようだった。
敬三さんが亡くなって7年になる。
1922年の生まれなので、このレコードの81年では59歳。
弟子の坂田明の活躍に刺激されて
50歳過ぎてから東京のフリージャズシーンに登場した。
90歳までフリージャズを演奏するんだと言っていたのに
79歳で逝ってしまった。
敬三さんの通夜でも葬式でも、敬三さんのレコードがなっていた。
ミュージシャンは録音と言う形で生きた証拠を残せていいなと思った。
このレコードもCD化されている。
レコードではA面は敬三さんのソロ。
B面はギュンター・クリストマンとポール・ローヴァンスとのトリオ。


Miroslav Vitous / Infinite Search / SD 524
1969年録音のヴィトウスの代表作。
1曲目のFreedom Jazz Danceがカッコいい。
サイドも凄く、
ジョン・マクローリン、ハービー、ディジョネット、ジョー・チェンバース、ジョーヘン。
プロデューサーが何故か、ハービー・マン。
ハービー・マン自身の音楽とは全く違うのだが、同姓同名??
ヴィトウスはハービー・マンのグループに在籍していたのようだ。
当時は北欧とか東欧から何故か凄いベーシストが沢山出てきたときでもあった。
このレコードもCD化されている。


Night Train / The Oscar Peterrson Trio / verve V6-8538
レイ・ブラウンエド・シグペンのベストのトリオの時代の録音。
特にB面3曲目、I Got It Bad and That ain't Goodが好き。
ピーターソンの泣きのカッコいいピアノ、
それをカバーするように追うベース、
控え目な蚊の泣くようなブラシワーク、、、
これがカッコいい。
5曲目、Hymn to Freedom自由への賛歌は、
ピーターソンが大好きな曲よく演奏している。
心に訴えかけるような、心を煽るような、揺さぶるような、素晴らしい曲。
このレコードは当然CD化されている。


Count Basie & Joe Williams / Memories Ad-Lib / YW-7517
1958年の録音。
この頃のルーレットの録音には良いレコードが多い。
A面1曲目はフレディ・グリーンとジョージ・デュヴィヴィエの
ギターとベースの小さな刻みから入り
そこにベイシーのオルガンが静かにかぶり、
ジョー・ウィリアムズの綺麗な歌が入ってくる。
このレコードはCD化されていないのか、Amazon.comでも中古レコードしかない。