Oncenth trio

女房がシラムレンで聞いて良かったので買ったと言うバンド Oncenth trio。
多分,これが先日なってる彼らが話していたCDだろう。


Oncenth Trio "The Melancholy of Matsumoto Chaplin"



池澤龍作のタイコが良い。
あのなんともいえないリズム感,オカズの使い方。
ジャズというよりロック系から始まったような叩き方。
ジャズのグルーブ感とかファンキー感を出す演奏方法ではなく,
ストレートに叩き,時々リズムを変えたり,オカズで味付けという奏法。


ベースの岩見継吾も池澤龍作も数年前に板倉さんのバンドで聞いたのが最初。
若手にはウルサイ板倉さんも池澤龍作には自由にやらせていた。
独特のセンスがあるのだと思う。


Oncenth TrioのCD:
1曲目Umeaは余り好きタイプの音楽ではない。
2曲目は上記Youtubeと同じタイトルだが,演奏スタイルが全く違う。
Youtubeの方の演奏は好きなタイプだが,CDは私にはイマイチ。
後半のベースソロは現代音楽風で好きだ。
3曲目も池澤龍作の演奏は良いが,と思ったが,音を大きくすると良い様だ。
自宅で小さめの音で聞くと,ピアノやベースの音も小さく良さが判り難い?
後半にやっとピアノの栗田妙子の現代音楽風良さが聞こえる。
ただ,この手の音楽ではピアノのタッチが弱くツライだろうなと思われる。
4曲目,やはり現代音楽風な曲。
ピアノのタッチが気になる。
曲風にたいして優しいタッチのように感じるが,ステレオの音量のためか?
6曲目,長いドラムソロ。若いからか,ソロはまだ考えないといけないな。
7曲目,ドラムのバッキングのリズムがおかしい。メロディと合っているとは思えないが??
ベースもリズムに戸惑っているように聞こえるが,これが狙いの音楽なのか?


MySpaceにもページを作っているので,MP3で音楽を確認できる。
http://www.myspace.com/oncenthtrio



2009/12/3 ジャズ少々での加藤崇之さんとも,
池澤龍作は良いよなと話。
やはり,皆良いよなと思っているようだ。