多彩なデュオ

広瀬淳二(sax) 芳垣安洋(ds) DUO @ なってるハウス


いつものように風が吹くような音で始まった。
それに合わせて芳垣さんも静かにタイコをいじり始める。


タイコにつなげた紐を引っ張るこすれる音。
先が硬質ゴム(?)のマレットでスネアのフチをこすって出す音。
ベースの弓でシンバルンの脇をこする音。
料理で使うカネのボールを叩いたり,こすったり。
芳垣さんの演奏は多彩。


芳垣さんの演奏は16ビートが多いと思っていたので意外だった。


その内に演奏は激しい演奏にも変化。


広瀬さんのサックスからは,高音と低音でのフリーキーな演奏。
どうやってあのように,2つ3つの音が同時にでるのだろうか。


二人の演奏は,
ブロッツマンとハン・ベニングのようだなと思うところもあったが
最後は広瀬さんの演奏はコルトレーンのようになった。