イン・メールス’81 井上敬三

◎ イン・メールス’81 井上敬三


友人の電話番号を探していたら,井上敬三さんから来た手紙を発見。
再起のライブを6月19日にInFで片山さん(ts),翠川さん(cello),豊住さん(ds)とやったこと,
次回は9月12日にInFで坂田明さんと豊住さんのトリオの予定,
などと知らせてきた。
再起の時は知らなかったのか,9月には行ってるな。
別なはがきでは,3月25日に,やはりInFで黒田京子さんと若いバリトン&フルートと競演と知らせてきた。
若いバリトンというと吉田君だな。


何だか懐かしい手紙だ。
メールと違って,形で残るので良いな。


はがき,手紙を読んだら,81年のメール録音のCDが見えたので聴く。
ジャケット写真も未だ若い。
それでも1922年の生まれなので,59歳のときの演奏。
遅いデビューだったが,衝撃的な演奏者だった。


1999年に再起となっているので,
はがきや手紙は,1999年と2000年のもののようだ。
2002年に亡くなっているので,既に8年経った。


倒れる前は,板倉克行さんとよく演奏していた。
二人でデコボココンビのように駅に帰る姿が印象てきだった。
元気なじいさんで,いろんなことに興味を持って,よくしゃべるじいさんだった。


ミュージシャンは亡くなってもCDやレコードが残るからいいな。
通夜でも葬儀でも敬三さんの録音をずーっとかけていて,音楽葬のようだった。