扉の蝶番の修繕

台所の扉は大きく重く、25年もたつ家なので時々
蝶番のねじが緩み、扉の締りが悪くなる。
いつもはねじを締め直すと直るのだが、
今回はいよいよダメ。


オヤジがどこかの職人に聞いたというので、修繕。


一箇所の蝶番のねじを外し、
バカになった穴に割り箸を叩き込み、
割り箸の残った元を切り、ねじの穴を埋める。
その後、ねじを入れ直すとのこと。


ねじがバカになっているので、
ねじがぐるぐる回ってしまい、外れない。
ねじを少々浮き上がらせて、蝶番の鉄板の後ろをこじいて
ねじをもっと浮き上がらせる。
その後、ねじをペンチで回しながら引き抜く。


割り箸を10センチほどで折って、
先端をねじ穴に入る程度にペンチでつぶし
ねじ穴に入れて、後ろからハンマーで叩き込む。


十分に入ったところで、残った割り箸部分を糸鋸の刃で切り取り、
もう一度ハンマーで叩き込む。



4本のねじ穴の最後に割り箸を叩き込む前。



全てのねじ穴に割り箸を叩き込み終了


ここまでは割りと楽だが、
硬くなった柱にねじを初めからねじ込むのが一苦労。
職人は工具があるから良いが、
素人はドライバーしかない。



やっとねじ込んで終了。
ねじ山をつぶさないようにしないと、
後で再度絞めるときに、または外す時に大変なことになる。



使った工具、材料。
割り箸、ねじ回し、ペンチ、ハンマー
必要に応じて新しいねじ