初めてのホームページ作成

初めてのホームページ作成
1994年頃だと思う,
当時勤務していた会社の同僚が,
アメリカのサイトで無料のホームページを作れるサイトがあると教えてくれた。


BHIとかいうサイトで,各地の地名と番地を選んでホームページを作成できた。


それもホームページ上でフォームにタイトルとか,
名前とか一覧みたいなことを入力するだけで,ホームページを作れた。
HTMLを知らないので,これで作った。
今のブログサービスと似ている。


当時は日本語のホームページは非常に少なく,
インターネットユーザ数も英語圏の方が非常に大きかったので,
英語でホームページを作った。


内容はチンケなもので,
音楽が好きだ,特にジャズとか,
日本にも素晴らしいミュージシャンがいるよ,
何か知りたければメールをくれる,
程度のページ。2,3ページのホームページだった。


それでも結構海外からメールを貰った。面白い時期だった。


BHIは確かビバリーヒルズ・インターネットだかインターナショナルだったと思う。
検索すると”BHI Beverly Hills International”だった。


Geocitiesへ変わっていったサービス
このサービス会社は,
その後何回か会社名を変え,
Yahooに買収されて,
現在のYahooの無料ホームページサービスである,Geocitiesになった。


今でも昔の自分のページが残っているが,
Yahooに買収された後で,パスワードを忘れてしまって,もう更新できない。


懐かしい写真が残っている、と思って確認したら(2011/2/15),
既に無くなっていた。確か去年はあったと記憶しているが。



(2011/10/7 追記)


Recocities Archives http://www.reocities.com/
というサイトで全てのGeocitiesが残っているようだ。
下の方の”neighborhoods listing”という部分から,
ディレクトリーが表示され,次に番地を選んで,昔のホームページにたどり着いた。


自分では,懐かしいだけだが,貴重な資料を書き出してあるサイトもあるのだろうな。


HTMLはTAG言語で,GMLが大元だった
BHIで初めてのホームページ作成後,HTMLを少々勉強し,
BHIのHTMLを修正して自分のページとして改良した。FTPを知ったのもこのときだ。


この自動作成されたHTMLからホームページの作り方を理解できた。
本も数冊読んだと思う。
直ぐにメモ帳でHTMLのTAGでホームページを作成できるくらいになった。


1980年代初め頃に,
IBMVMというOSの元でのCMSという仕掛けを使っていたときがあり,
この時に資料作成のために,
GMLというTAG言語を使っていた。


GMLはGenaral Markup Languageといって,HTMLの前身のような言語だった。


そのため,HTMLも中身を判ると,なーんだと言う感じで簡単だった。


実際にHTMLのLI,OL,ULなどの箇条書きのTAGはGMLと同じだ。


TAG言語はカッコ(<>実際は半角)内に定型TAGを入れ,
その終わりを示すカッコ(</>これも半角)に囲まれた部分で成り立っている。


HTMLはHEADとBODYという2つの部分に分かれていて,
HEADとBODY自身もTAGになる。それぞれにもっと多くのTAGを入れる。


一番簡単なのが,LI(List)という箇条書き。
この箇条書き全体を,
OLで囲むと続くLIの頭に1,2,3がと番号が付き,箇条書きになる。
Order Listという意味。


番号がいらない場合は,OLの代わりにULになる。
Unorder Listという意味で,”・”が頭に付く。


HTMLもGMLも、プログラミングというほどでもない言語。
但し,最近はCSSとかHTML5とか何だか判らない世界に入ってきている。