不思議な音楽体験 村山政二朗

村山政二朗 ドラム(?)パーカッション(?)ボイス(?)@ 水道橋 Ftarri


昨夜は疲れて、なってるのライブに行かなかったので、
ジャズライブを聴きたいなとなり、
あちこち探し、鈴木さんの店も見たいなとなったので
水道橋のFtarriへ。


ドラムセットが置いてあるが、
バスドラ、スネア、ハイハットだけ。
且つ、スネアの裏側には照明用のライトが付いている。
不思議なセッティング。


村山政二朗さんを始めて聞いた。


始めは、座っているだけかと思ったが、
口を小さく開けて、小さな声。


のどの奥のほうから、声帯か何かを鳴らしているのか、
音が2つほど出ている。
小さな音(声?)、大きめの声、叫びなどを取り混ぜてのボイス。
凄い高度な音(声)だしだと思う。


次はドラムセット。
ブラシとマレットで自分の足を小さな音で叩く。
その内にスネアとバスドラも叩き始める。
リズミックな音楽ではなく、
ノイズというのか、環境音楽というのか変わっている。


裏皮を張っていないスネアに取替え、
スネア裏のライトをつける。
他のライトは消して、スネアのライト中心。
これの音への意味は最後まで判らなかった。


30センチほどの長さの
コイルチューブのようなゴムホースのようなものを
棒でこする。
そのチューブをスネアの皮の表面に当てることで
音量を調節。


これも凄い音だしテクニック。
小さい音から、爆音的な音。
ゆるいリズムから早いテンポまで。


スネアの裏に皮が張っていないので、
スピーカー的な効果で非常に大きな音が出るようだ。


次は、シンバルンを手のひらに乗せて
弓で脇をこする。
これも静かな音から、爆音までを
シンバルンをスネアの皮につけることで作り出している。


音出しに関して、凄いテクニックだとおもう。


こういう系統の音楽に疎いので、
音楽的な良さが判らない。
聴きなれれば、音楽性も判るのか。



鈴木さんのFtarriは、珍しいCDが沢山並んでいる。
見たことないCDばかり。
かつ知らないミュージシャンばかり。
店の半分はライブ用スペース。
ピアノもあって、面白いライブがある。


水道橋からは3分程度で、
都営三田線の水道橋は出口から近い。
地下鉄丸の内線の後楽園駅へも10分程度。


時々行って見よう。