ニフティがサービス終了



さよなら「パソコン通信」、最後のサービスが19年の歴史に幕
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20099874,00.htm


一昨年の暮れに止めてしまったが、ニフティを14年間も使っていた。


今は、どこでもインターネットを使えるので、
どこでもメールのやり取りが簡単です。
しかし、10年以上前は
インターネットが一般には使えない時代だった。


NiftyはCompuserveと連携していて、
Compuserveは世界中にネットワークを持っていたので、
世界中どこからでもNiftyにつなげてメールやFORUMを見ることができた。
便利なネットだった。


昔は、米国へ出張によく行った。
アメリカに行くと、
ホテルからCompuserveの無料の電話番号案内に電話して、
宿泊している都市のアクセスポイントを調べ、
このアクセスポイントにモデム接続して
Niftyにつながった。


当時のNiftyは、日本では他にはない世界へつながるネットワークだった。



本当のメリットは、パソコンのヘビー・ユーザが
集まっているFORUMだろな。


メーカーとか機種毎にFORUMがあり、
自分のパソコンが調子悪いと
FORUMのやり取りを探したり、聞いたりで、
殆どの問題は解決した。


ThinkpadDynabookLibrettoなどではお世話になった。


一番印象的だったのは、
HP95LXの日本語化の時、1992年年末から翌年だ。
FORUM名は、FYHPだったか?
当時HPから出た最新の95LXを
何名かのマニアプログラマーが日本語化したときだ。
毎日、刻々と日本語化が進んでいった。
HP95LXで日本語が表示できたときは感動だった。
その後は、EDITORもでき、
Fontまで作る人々がいた。


メーカーが日本語化しないので、
ヘビーユーザが日本語化した出来事でした。
自分では何もしなかったが、
状況を伝えるFORUMを毎日見るのが楽しかった。



あんなに凄いネットワークだったのに、
方針が悪かったのでしょうね。
インターネットが広まってきても、
NiftyISPサービスを提供しなかった。
仕方なく、Biglobeに加入した。


この辺りで、可也のユーザを失っただろうな。
変化に付いて行けなかった事例かな。



その後、インターネットに接続可能になたが、
昔からのユーザには、サービスが悪く、
私はついに2年前に止めてしまった。
永らく使っていたから、メールアドレスを変えたくなかったが、
サービスが悪く、我慢できなかった。


客を、そのときの支払い金額だけで分類しているようだった。