ガソリンスタンドの戦略

昨日、ガソリンでクロスセルを目の当りにした。
安い値段で客を呼び込み、
エンジン点検をして、
入れ替えたほうが良い部品などを売り込む。
4300円だったガソリン代が、10,700円になってしまった。


しかし、
悪いものは悪かったのだろう、
車は快調になった。


レギュラー120円。
近隣の店は、123円から125円。
最大でも5円しか違わない。
40リットル入れて、合計で200円しか違わない。


たった5円の違いだが、
客は、この店にはどんどん入ってくる。
原油高騰のニュースを見る中で、
客は値段に敏感なのだろう。


安い値段で呼び込んで、
クロスセルで儲ける
というのが、この店の戦略。


売り込むのは、
手間のかかる修理などではない。
オイルの入れ替え、
フタの交換
などなので、時間もかからず、
客は少々待つだけ。
ちょっと時間がある客は頼む。
店側も手間がかからない。
売り物は決まっているのだろう。
多分、
ラジエータオイル、
エンジンオイル、
ラジエータのフタ
などかな。
店員への教育も簡単なのだろう。


近隣ではつぶれたスタンドも多い。
ガソリンスタンドも生き残りが大変なようだ。
しかし、この店は売れているようだ。
よく言われるクロスセル。
現実に見ると簡単な方法だ。
それでも、売れている。