インディジャパン

日本テレビで夜中に放映しているインディカーシリーズ。
今日はもてぎでの第3戦。
多分3時間程の遅れで、昼間に放映。


レースは、クラッシュでイエローフラッグが3回ほど。
ポールのエリオ・カストロネベスが優勝。
日本人の松浦孝亮は7位。
まあまあのレースだった。


しかし何時も見ている、海外の放送に較べると、
放送がへたくそ。

  • カメラアングルが悪い。下手にアップにし過ぎ。前後なども見たいのに、1台のマシンだけを長めにアップが多すぎで、余り意味ない。もっと引いたアングルが多くあるべき。
  • カメラの切り替えが下手。マシンがカメラアングルから出てしまっているのに、次のカメラへ切り替わっていないとか、車のいないピットとか、カメラ画像の使い方、切り替えがまずい。
  • 解説者が、直にレースを見ているので、良い画像を放映しているのに、ぜんぜん違う話をしている、画面を理解していない。
    • 始めの3重のクラッシュが画面で良く判るのに、解説がトップしか見ていないので、クラッシュの解説が遅すぎ、原因も違う解説。これはカメラの切り替えが遅くて、視聴者にはよく見えたのだが。
    • 150週目くらいでの、ダリオ・フランキッティのピットインで、車が左に寄せ過ぎて進入し、クルーを轢いてしまった。放送でアナウンサー達は判っていなく、遅い遅いと言うばかり。画面右に車脇にクルーが一人倒れているのに、判っていなかった。審判が飛んでいく場面も移っていて、ダリオ・フランキッティに罰則があるかと思った位なのに、何も解説なし。
    • 視聴者は画面を見ているので、解説者も半分放映している画面を見るべきなのだろうな。
  • CMへの切り替えのタイミングも悪い。良い所でCMに切り替えてしまい、そのCMが車関係のCMで、見ている人は車好きだから、CMが逆効果になる。2時間だか3時間だかあるので、CMを入れるタイミングは考えるべきだろうな。



タレントに詰らない話をさせたり、
ルールなどの解説も余分に長い。
もっと放送そのものを考えたほうが良いだろう。


日本テレビでは、MotoGPの放映もしている。
NHK BSが放映を止めたので、地上波で放映はうれしい。
しかし、これも解説が悪い。
まだ、MotoPG自身が海外からの放映なので、
画面的な問題は感じないが、
今年のもてぎでの放映ではどんな画面になるか少々気になる。


日本のテレビ局は、
バレーボールとかサッカーとか野球の放映には慣れているが、
モータースポーツの放映に慣れていないようだ。
非常に高い放映費用を支払っているのだろうに、
素晴らしいレースを活かした放送になっていないようだ。
放送をレースの好きな人が作っていないのだろうな。