バッハ 無伴奏チェロ組曲の勉強

サイトの移動のためのコピー。
2005-01-15 18:56:44の記録


ジャズが好きで、当サイトを始めたり、ブログでもフリージャズ、インプロが好きだと書いている。
でも、いろいろな音楽が好きで、ブルース、クラシック、日本のポップ、民族音楽などでも、好きな音楽が沢山ある。

クラシックのなかでも、バッハの無伴奏チェロ組曲は、大好きだ。

自分の持っているレコード、CDから、検索などで、無伴奏チェロ組曲の勉強の記録として、当エントリーを残しておこう。


始めて聞いたのは、大学卒業後直ぐに、クラシックの大好きな友人のアパートでだと思う。
フルニエのグラモフォンのレコードでした。その後、ばらばらにレコードで購入。
酔っ払って聞いていて、レコード針でレコードに傷を入れてしまいました。

”はやしひろお”さんのホームページの聴き比べのコーナーで”バッハの無伴奏チェロ組曲
http://www2.plala.or.jp/cello/bachcd.html
を発見。詳細に書かれている。

(追記:2005/2/11 はやしさんのサイトで第1番プレリュード、第3番ブーレ、第6番ガボット
頭部分を少々聞くことが出来ます。無伴奏組曲を知らない方は、お聞き下さい。
誰で聞いたことがある曲です。誰の演奏なのか、結構古い録音のようです。)

・フルニエの演奏
1959年、1960年、1972年と3回の録音があるそうです。
多分、私のレコードは1959年のものだと思います。(レコードは奥の方に入っていて見つからない)
出張時にアメリカで買ったCDは1960年の録音でした。
1972年の録音は来日でのライブ録音だそうです。これも聞いてみたいな。ライブにも行きたかったな。

どの録音だか判りませんがAmazonではもう1組のCDがあります。

・カザルス
バッハのチェロは、やっぱりカザルスと言われて、安売りCDを買った。やはり違う。何と言うか荘厳さというか、ストーリーとして聞けるというのか、高揚していく感じが良い。
はやしさんのWebによると、組曲としては1936〜39年の録音のようです。
はやしさんのWebによると、2003年に始めて発売された”1955年録音、第1番のみ”で”ベートーヴェンが生前所有していたチェロによる演奏”があるそうだ。Amazonでは探せなかったが、聞いてみたい。

ヨーヨー・マ
2002年に大阪の中古レコード屋で見つけたCD
これを聞くまでは、ヨーヨー・マは少々ポピュラーっぽいな、と思っていた。
はやしさんのWebでは、”決定盤。これを聴かずして現代のバッハは語れない”との高評価です。
しかし、私は音というか演奏の軽さ/ポピュラーっぽさを感じ、この演奏は好きではないです。
はやしさんとは全く逆の評価なのですが、主にクラシックを聞かれる人とジャズ系との違いですかね。

清水靖晃
ジャズ系のテナー・サックス奏者ですが、テナーで無伴奏チェロ組曲を演奏しています。
CELLO SUITES 4.5.6.を聞いていますが、チェロとは少々違う音ですが、テナーで演奏されるバッハの素晴らしさ、深い響き、音響の素晴らしさは、絶品の演奏・録音です。
CELLO SUITE 1.2.3.大谷石の採掘場で録音されたそうです。このCDは持っていませんが、早々に買いたいと思っています。
この辺りの録音の話は、ガンで亡くなった安原顕さんの上野桜木ジャズ日記に詳しく書かれています。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (1992年録音)
はやしさんのWebで紹介されています。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチも大好きな演奏家で、このCDも聞いてみたい。そのうちに聞いて、このエントリーを更新しよう。バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲のようです。

アンドレス・セゴビア
Amazonの検索ではギターのセゴビアセゴビアの芸術で、1番と3番を演奏しています。これも聞いてみたい。

(fuRuさんのコメントから追記 2005/1/26)
・ミッシャ・マイスキー
バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
fuRuさんは、”骨太のバッハ”とのことです。1985年録音とのことです。
”はやしひろお”さんの評価では”カザルスとは全く正反対で穏やかですが、内面に激しく燃え上がる情熱を秘めた演奏”となっています。是非聞きたいCDです。はやしさんは1984年録音と書いています。

バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
こちらは1999年録音です。Amazonでの皆さんの評価もいいですね。


アクセスログを見ると、バッハ 無伴奏チェロ組曲Googleから来ている人がいる。
このキーワードでGoogleでは、当サイトが2番目にリストされます。
好きなバッハの無伴奏チェロ組曲のリストになってきているようで嬉しいものです。)

(追記2005/2/10)
tokunagaさんのコメントから、下記も良いようです。
セルシェルの11弦ギター版J.S.バッハ ギター作品集

ナイジェル・ノースのリュート般というのはAmazonでは発見できないです。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1317/bach2.htmでは、録音も発売も1996年のようです。このページでも◎になっています。

教えていただいた録音も聞きたいと思います。

(追記:2005/4/11)
近所の友人(ピアノの先生)から、友達の演奏しているバッハ無伴奏組曲のCDを貰った。
去年の年末にテレビで見た(聞いた)鈴木秀美さんでした。
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)録音は1995年9月のようです。

鈴木秀美さんはバッハ好きなようで、今年3月にも別なCDも販売しています。
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
Amazonで調べて面白いことを発見。
タイトルはバッハとなっているのに、このAmazonの説明は作曲が全てベートーベンになっている。
どうして、こういう間違いになるんだろう。直ぐに訂正されるかな。

鈴木さんのWebには、新しい方のCD情報はないですね。再発売なのですかね。
http://www.hdm-olc.com/hdm/
古楽器と書いてありますから、古い形のチェロでの演奏ですかね。
音は少々普通のチェロと違うようです。
去年のテレビでも感じたんですが、音は良いのですが、やはりカザルスなどと較べると、
おもむきと言うか、荘厳さというか、何か違います。較べる対象がいけないのでしょうね。
聞くほうは簡単ですから、好きなことが言えますが、
鈴木さんの演奏も可也なレベルだと思います。

(追記:2005/4/29)
Amazonのアフィリエートでの売上レポートから、リンクしていない作品を発見。

Bach: The 6 Cello Suites [FROM US] [IMPORT] 演奏者のクレジットがないし、解説も何もない。この記事からのリンクで、このCDを購入されたかたは、内容を知っていて購入されたのでしょうかね。
但し、このCDの全曲に試聴用サンプルが付いています。聞いたが誰だか判らない。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6 今井信子という日本人の方の演奏です。ビオラだそうです。Amazonのレビューでは、”最上の一枚”とか”ビオラの表現力の高さを思い知らされるとともに、この曲そのものの魅力を改めて教えられる1枚”とか、非常に高いですね。次ぎは、これを聞いてみよう。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) ヨーヨー・マですが、私の始めのリンクと違いました。私のリンクは、1997/10/01の発売で、¥3,568 (税込)ですが、こちらは2004/11/17で¥2,520 (税込)ですね。
ジャケットも同じですし、何が違うのかな?

(追記:2005/11/3)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1~3番(ホルン版)
久々にAmazonでのアフィリエートでの買った人の記録を見ていると、このCDを当サイト経由で購入している人がいる。
”2003年からのベルリン・フィル首席奏者、ラデク・バボラーク。彼がバッハの無伴奏チェロ組曲をホルンで全楽章演奏したアルバムです。 ”とのCD解説。
カスタマーレビューでも、
”非の打ち所無し”
無伴奏チェロ組曲を愛する全ての方に聞いてほしい名演!,”
などと凄い。今度絶対に買うぞ。

(追記:2006/1/7)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 CDの感想
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/t-suzuki/c_suites/reviews.html
も非常に詳しい。

(追記:2006/4/16)
バッハ無伴奏チェロ組曲 / Reine Flachot / SAPHIR 25 785-7
以前CD-Rにコピーしてもらったが良さが判らなかった。
レコードを聞きに友人宅へ。
確かに、迫力ある演奏。
それも演奏が早い。
凄いスピードの演奏。

驚いたことに女性。
女性の演奏者は、
誰にも負けないぞといような男性的な演奏が多いが、
この人にも当てはまるようだ。

しかし、CDとレコードでここまで違うかと思い知らされた。

Googleで検索。
http://www.chuteigen.com/jana_flachot.htm
レーヌ・フラショーと読むようです。
1922-1998で、1971年から日本の東京藝術大学で教えていたそうです。
それにしては知られていない。

随分前に友人宅で聞いた後に日記に書いておいたのだが、メモのために追記。