小山彰太(ds)大沼志朗(ds)DUO @なってるハウス

ファーストステージは二人で演奏45分。
次に大沼さん、小山さんの順に各5分か10分程度のソロ、そしてDUOで45分程度。


大沼さんは何時ものように
コンスコンと良くぬけるスネアの音、
自分を叩きつけるようなリズム感。
小山さんは、大沼さんよりは音数が少ないが、
リズム感がちょっと違う。
おおらかな感じで、大陸的な感じがする。アフリカ大陸のようだ。
小山さんの音をこんなに聞いたことがない。
普通は原田依幸グループで聞くくらい。


ドラムは普通はバック的な楽器。
ドラムのDUOというのは、普通には考えられないだろう。
フリージャズ好き以外の人が聞くと、変なライブなのだろうな。


スネア、タムタム、バスドラなどの4つほどのタイコと
3つか4つのシンバルンを
数種類のスティックで、
叩き方、叩く場所を替えることで音の変化を付ける位。
これで音楽にしていくのだから
ソロ演奏は辛いだろうな。
大沼さんがソロ終了後、アイデアが出なかったと言っていた。


面白いセットだったので、客が入るかと思ったが、少なかった。
普段フリー系で見かける客もいない。