ベンチャーの経営は難しい

http://d.hatena.ne.jp/Paul3/20070409/p1
は素晴らしい、Mixiのビジネスの分析だ。


Mixiは、あれだけの会員数を押さえているので、
良いアイデアがあれば充分伸びるビジネスだと思んだがな。


しかし、会員が飛びつくようなサービスを展開できていないようだ。


初めは面白いサービスでも、
その面白さ、会員を引き付けるサービスを継続していくことは難しい。
サービスが大きくなり、会社も大きくなると、
トップには経営者としてのスキルが要求される。


GoogleでもYahooでもベンチャーとして売れ始めると、
創設者は、会社経営のトップから降りて、
CEOとしての専門の経営者を迎えている。


記事中にもあるように、
Mixiの経営陣はまだ技術が重要と考えているようだ。
ITで始まったベンチャーでも、
そのビジネスを継続するためには、経営者の意識が重要。


コンピュータ系ビジネスだというだけで
コンピュータ技術が重要だと思ってしまう経営者が多い。


私も初めはMixiは面白いと思ったが、
その会員数が増えるにしたがって、面白さが減ってくる。
積極的に使いたいほどの魅力的なサービスを提供できていない。
今は連絡用に使っているだけだ。


あれだけの会員数があるのだから、会員から金を取ろうとしないで、
マーケティングサービスを作ったほうが良いと思うのだが。
500万もの会員を動員したマーケティングサービスを作るべきだ。


この記事のように、素晴らしい分析記事を読むと非常に勉強になる。
今は情報発信、情報収集が簡単な世の中なので、
評判になったビジネスでも、うかうかしていると危ないことになる。