永年の憧れだったブルーマンを観た

20年くらい前からか、何回もテレビの旅行番組などで紹介されていたブルーマン。
10年前には、たまたま出張で滞在していたシカゴでもショーをやっていて、
観たかったがチケットが入らなかった。


日本公演を娘と昼の部を観た。
特設の劇場なのだろう、六本木の結構大きな建物。
場所的には芋洗坂を降りきった辺り。


大掛かりな仕掛けで、観客も巻き込んで、盛り立てようという演出がいっぱい。
青く塗ったくった出演者3名で、テレビなどで紹介される
・タイコを叩きながら、その上に塗料を流して、撒き散らし
・投げたマシュマロを口いっぱいに受け取ったり
・3名の出演者が劇場外に出てしまってタクシーで行ってしまったり
・出演者が観客席に降りてきて観客を舞台にあげて一緒に演技したり
・観客を舞台裏で青く塗りたくり、模造紙に体をぶつけたり
・最後は客席背後から何本もの大型トイレットペーパーを舞台上まで引き出したり
と、楽しい仕掛けがいっぱいのショーだった。


全体の構成、音楽、タイコを叩く場面など素晴らしいショーだった。


但し、自分としては
音楽ショーとして期待していたので、実際にはショー的要素が強く、
観客を舞台に上げてショーに参加させる場面は、客によっては間が持たないなど
自分では永年の音楽的期待が大きかったので、少々白ける場面もあった。


期待度が高かったので、自分の全体の満足度は７０％程度で、
客舞台で競演するときが、４０％くらいまで満足度が落ちた。


アメリカの大都市では何回も継続的に公演しているようだ。
アメリカでは前売りが売れきれるのに、日本では残席があるのは、
日本での公演と内容的に、もしくは出演者の気の入れ方が違うのか？
確かに、最後に舞台に上がったスタッフは全て日本人だった。
11月までの公演なので、音楽好き、ショー好きは一回観たほうが良いだろう。
価格もリーズナブルで7500円でした。



参考：
Blue Man Group　http://blueman.jp/index.html