結局は潜在能力のことか? ナポレオン・ヒル

○  思考は現実化する―ナポレオン・ヒルの決定版成功哲学〈1〉


これで数冊目のナポレン・ヒルの本。
やはり結局はマーフィーの法則と同じく
・目標を明確にする
・期限を設ける
・詳細な計画にする
・これを紙に書き出す
・毎日定期的に目標実現した状況を思い描く
というのが法則。


この本とかカーネギーの本は長らく売れているのだから、実現に近付くには良いのだろう。


何回も書き換えられているのか、
ナポレオン・ヒルの文章と
訳者である田中 孝顕さんの文章が入り混じり
誰の文章か判らなくなる部分が散見されるのが気になる。


事例とナポレオン・ヒルの経歴の年代などを考えると、
年代に少々齟齬/間違いがあるように思われる部分も見受けられる。
これは、年代を順に書き出して確認しないと判らないが、
もしくは著者の趣旨を読み違えているのか、もしくは理解不足かな???



ナポレオン・ヒルの有料プログラムを売り込む本のようで、
あちこちで見え隠れする、売り言葉が嫌だな。


カーネギーが金持ちへの方法論を後世に残せと言っているならば、
高い有料プログラムでなく、
書籍を読んだ人全員に公開しても良さそうだが??
大金持ちになったカーネギーは、
沢山の図書館、寄付などをしたと言うのだし。



ナポレオン・ヒルの元の思考であるカーネギーの本を読みたくなった。