これからは、やはり農業

最近はコンピュータの発達で、
誰でも彼でもコンピュータ、デジタル化。
へそ曲りなためか、流行と逆な方向へ行こうとする傾向で、
これからは農業だと思っている。
数年前には、趣味で畑をやっている友人に話を聞き、
農業の始め方を書き出してみたりした。
しかし、いつも思いつきは早過ぎるので、あの時は中断した。


最近、2回ほど農業の新しい事業化の話などが特集テレビ番組を見た。


昨日、雑誌AERAの特集記事が”農業バブルがくる”となっているのを知る。
サイトで読むと面白そう。


AERA記事サイト
・「農業バブル」がやってくる http://www.aera-net.jp/summary/090510_000844.html
・カッコよく「ザクザク」経営 http://www.aera-net.jp/summary/090510_000845.html


”大変だけれども、頑張って工夫すれば儲かるよ”的な記事。
雑誌を買って読むが、
雑誌の内容もサイトの内容と余り相違ない。
煽り記事のような内容で、がっかり。
やはり一般的な雑誌はダメだ。
読み捨て、暇つぶし的な内容で、底が浅い。



今日は、カトラー:katolerのマーケティング言論で、
ばらまき補正予算の影で進行する日本農業の緩慢なる死 なる記事を読む。


日本の食と農 危機の本質 という農業行政についての神門 善久さんの著作を読んでの説明。


行政と政治の農業への施策と結果的に農家がどうなってきたか、
農業がどやって問題になってきたかの説明。

現在の農家の方々が、超高齢化によって、あと5〜10年しか農作業に従事できないことを考えれば、既に手遅れといっても良く、このままでは担い手問題から日本の農業は破綻する可能性が大きい。

これは何となく判っていたが、

農業に対して真摯な外国人農業事業者を受け入れることは、農家、農協(JA)、農水省、政治家によって形成されている馴れ合いの構造を打ち破る起爆剤になりうるのではという神門氏の指摘については全面的に同意する。

などと、
何故悪くなってきたか、現在の問題の根深さ、独自の解決案など、
中々読みでのありそうな著作。


Amazon.co.jpで検索したが、2520円と少々高めで、
23区図書館検索で、区の図書館にあるので予約。


講義の教科書的で内容の硬そうな様子と共に
ページ数も320ページと読み出がありそう。


いずれにしても農業は、これから・今の日本の大問題のようだ。
ちょっと勉強してみよう。



日本の食と農 危機の本質