男の子の成長過程を性的な面から語る 影絵

◎  影絵 / 渡辺 淳一 (著)


著者の自伝的小説となっていたので読んでみたくなった。


5歳の子供が大学生で大人になるまでの、
性的な成長を書いた小説。
最後は初体験場面で終わる。


男の性的な成長は、誰でもが同じような過程を通ってきているようだ。
自分での同じだったように思う。
もしかすると、2,3個のパターンがあり、
自分がたまたま同じようなパターンなのかとも思うが。


札幌と言う場所で、終戦直後から始まる。
終戦直後のものがない時代、
高校では男子校から男女共学へ変わっていったりと、
時代的移り変わりも面白い。


渡辺淳一さんの小説を1つ読んだが、
あれは余り面白くなかった。
この本を読んだことで、他にも読みたくなった。