2009/3/28のMUSASHI+井野信義の演奏

先日、PitInnで久々に中村和夫さんにお会いして、
頼んでいたライブのコピーを貰った。
ペトルチアーニとエディ・ルイスのVol2を聞きつかれて、
こちらを聞き始める。


マイク1本での録音だが、
一人ひとりの演奏はよく捕らえられている。
演奏の素晴らしさは良く判る。
演奏全体の捉えは難しいようなのと
ピアノの音が小さいのが難点。
演奏の素晴らしさは良く判る。


やはりあの時の演奏は素晴らしい。
広瀬さんのTSが始めから咆哮。
井野さんの音は始めは少々小さいというか遠慮しているような演奏。
井野さんの音に反応する雨宮さん、大沼さんの演奏が面白い。
そこに、広瀬さんの咆哮しながらかぶさって行く。
3人が興奮し始めて、井野さんの音が殆ど聞こえなくなってしまう。


この辺の演奏は、藤川さんのジャズワークショップのときと同じ。


その内に、雨宮さんと大沼さんの興奮したDUOになり、
一段落すると、今度は井野さんのフリーのソロ。


久々に録音で聞いて、凄い演奏だったと思う。
こういう演奏を現場で聞けてよかった。
これは世界に発表すべき演奏だな。
やっぱり、この手の演奏、ライブを聞くチャンスは東京が一番ではないかと思っているが??


今度、ジャズ少々のマスターにも聞かせよう。


しかし、中村さんのライブの録音の山は凄いのだろうな。
多分40年くらいの日本のフリージャズのライブ録音を持っているのだろう。


参考:感激のライブ MUSASHI+井野信義(b)