何となくリズムが体に合わない SXQ+ガムラン @ 新宿PitInn
SXQ sax quintet 松本健一(Ss)立花秀輝(As)藤原大輔(Ts)吉田隆一(Bs)木村昌哉(Ss&Ts)
ゲスト:トゥランブーラン・ミニ、櫻田素子、渡辺泰子、田中沙織(ガムラン)
いつもの客席の真ん中にガムランのドラなどを置き、
客席は、これを囲むように椅子。ステージにも椅子。
SXQから、1曲目は適当にということで始まる。
始めは少々もたつくが、段々とまとまってくる。
SXQは2年ほど前に買ったCDで良いなと思っていて、今回初めて生で聞く。
サムライのマスターで貰ったAASのCDで立花さんは良いなと思っていたが、
初めて生で聞いたが、中々良い音。
木村さんの名前も良く見るが、なってるハウスで時々見かける。
やっと名前と顔がつながった。
藤原さんの名前も良く見るが、この人の顔は知らなかった。
サックスだけのバンドというと、World Saxophone Quartetとかぶってしまう。
どうしてもリズム感が違う。
底に流れるジャズというのか黒人のというのかリズム感が違う。
もっとゆっくりとした、太いリズムが欲しい。
30年前に初めて聞いたWorld Saxophone Quartetのリズム感の驚きが蘇ってくる。
偉大なバンドがあると、そのからを打ち破るのは大変だろうな。
次はガムラン。
女性3名でドラ3個ほどの担当の人、ガムランという青銅楽器の担当と、
もう一人の楽器は見えなかった。
上手いのだが、何となくガムランのリズムとは違うのではと感じる。
ガムランはリズムが非常に難しく、複雑。
現地の人は、簡単だよ、4拍子の中に11個音を入れるだけだからと言っている様だが、
4x11で非常に難しいと思う。
ガムラン音楽に聴こえるが、何となくリズムが違うと感じる。
酔っ払っていると、リズムに敏感というのか、おかしいのか?
特に始めのガムラン演奏では、
ドラ担当の人の左手にあった小さい打楽器のリズム、音の入れ方に違和感。
ドラ自身は良いのだが。
2nd StageはSXQとガムランの競演。
松本さん作曲の曲で始めたが、中々良い感じの曲。
しかし、やはりリズムに違和感を感じて、結局途中で退席してしまった。
演奏者は楽しく演奏しているし、
客席も皆楽しんでいる様子なので、
酔っ払っている、私だけが変なのだろう。