良さの判らなかったライブと素晴らしいと感じた昔の音楽k

大友良英(G) × 山本精一(G) DUO @ 新宿PitInn


昨日の大友良英(G)水谷浩章(B)芳垣安洋(Ds)のメンツと勘違いして
PitInnへ行ってしまった。


先週のPitInnと同じく、真ん中の二人を囲むように客席。
満員の客。


向かい合ったギターとアンプとマイクを見て、間違えたなと気付く。


案の定、少々エキセントリックな演奏から、歌、
そして可也なエキセントリックな演奏。
そして歌に戻るというくり返し。


歌は、昔流行ったフォークソングだか演歌だか。
歌は上手いとは言えない。


冗談で歌を入れたのかと思ったが、マジに歌っている。
二人でエキセントリックに乗りあがるところは面白いのだが・・・
音楽的に何を言いたいのか、全体のバランスとかも判らない。
女房も同意見。


客は静かに聴いている。
聞き入っているような感じ。
自分達では、こういう音楽が良いとは思えないのだが。


一部で退席。
先週に続き、今回も感じられず一部で退席。



耳直しにシラムレンへ。


シラムレンでは先客2名。
音楽は服部良一のCDがかかっていた。
これが良い。
皆、良いねと言う。


一青窈山崎まさよし、佐藤しのぶ、松浦亜弥・日野皓正、徳永英明
布施明・森山良子、小田和正などが
服部良一や息子、孫の曲を歌う。
非常に良い。
これだけの人に歌わせると言う企画も凄い。
良く考えた企画だと思う。


しかし、有名な歌手を使ってお金をかけた割には売れないだろうな。
最後の小田和正だけは、曲と歌声が合わないと思ったが。


始めのほうには、関西ジャニーズ、井上陽水なども歌っている。
中々素晴らしい企画CD。


服部良一 生誕100周年記念トリビュート・アルバム のようだが、
シラムレンのCDはジャケットが赤かったように思うが。


その後に、シャンハイジャズとかいう戦前の上海での日本人ジャズバンドバックでの
日本人女性とディック・ミネさんの歌。
歌はまあまあだったが、バックバンドの上手いこと。


1930年頃の演奏のようだが、
この当時で既に日本でもジャズ演奏者の素晴らしい演奏を聞けた。
録音も可也良く、レコードからダビングしたと思われる曲もあったが、
マスターテープからと思われるような録音もある。
この当時でも録音技術も結構良かったのか、
現在の録音の修正技術が凄いのか?


このCDはAmazonでは探せなかった。
安売りの寄せ集めのCDなのか?


昭和ジャズ浪漫 だそうだ。女房が覚えていた。