ビリーのLady in Satinを聞きながら

休日の午後、外は雨で、スーパーでビールを買ってきて飲みながらビリーを聞いている。


ビールも2本目になると酔ってきたのか、泣けてくる。
ビリーの今にもガラガラ声、辛そうな声。


この録音は1958年に発売されているが、ビリーは1959年に亡くなっているので、
多分体調も悪いときのはず。
ボーナストラックでは途中でダメだわと止めてしまう曲も入っていて、
ビリーの末期の名作のようだ。
Lady in Satin


ボーナストラック2曲目のI'm a Fool to Want You"は凄い。
この曲のTake2。
壮絶な末期のビリーの歌声。
最後はほとんど声が出なくなっている。
涙、涙のCD。


1ヶ月ほど前にアルバートで聞いたときは、バックのオケが嫌いだったが、
これはこれで良いのかもと思い始めている。


素晴らしい、歌だが、悲しさも沢山あるアルバム
ビリーは大好きだったが、レコードも大して持ってなくて大したビリーファンではないが
こんな録音ばかりを聞いていたら、悲しくて悲しくて、泣くばかりだ。
MalのLeft Aloneの演奏も判るな。


このボーナス録音の方が壮絶。
ビリーの辛さが判る録音。
こんな録音を聞いたらジャズファンは止められないな。


でも一度、生で聞きたかった。


Lady in Satin http://en.wikipedia.org/wiki/Lady_in_Satin
Billie Holiday http://en.wikipedia.org/wiki/Billie_Holiday