初めての中東の本 アラブとイスラエル
◎ アラブとイスラエル
エジプトとかリビアとかの最近の動きで、
中東にも興味があって、読んだ。
1992年発行の本だが、2004年の22刷目の本。
20年近い前の本だが、人気はあるのか?
1900年頃から1991年までを年代を追って、
ユダヤ、イスラエル、中東のアラブ諸国の関係の歴史的な流れを説明。
中東の地図、脇に日本地図も載せて大きさも判る。
地図で場所を確認しながら、年表を見比べながら、話を読み進む。
戦争などの状況が良く判る。
本の帯には”中東問題の根本がわかる”とあるが、
判る未だは行かなかったが、問題は感じられた。
著者の言いたいのは、
ユダヤはナチスにひどい目にあったが、
パレスチナではナチスと同じような行為に及んでいる、
というのが1990年頃の状況ということのようだ。
中東の問題を本当に判るには、後2,3冊同じような本を読まないとダメだろう。
この本とは関係ないが、
ジャズミュージシャンのジョン・ゾーンはユダヤ人だが、彼のレーベルがマサダ。
マサダはローマの大軍と戦ったユダヤ人の遺跡だそうだ。
この本で、初めて知った。
やはり、可也ユダヤという意識が強いのだろう。