自分のカートリッジの変遷

大昔からPickeringを使っていた。
XSV-3000というカートリッジで硬い音をしていて好きだった。


当時はShareなどが流行っていたが、
へそ曲がりなので流行りは嫌いだった。


問題は交換針の値段。
昔は18000円とか15000円だった。


プレイヤーも壊れて、
しばらくレコードを掛けない時期があった。


15年くらい前にプレイヤーを秋葉原で15万円くらいで購入した。


その後、使っていたピッカリングのカートリッジが
製造中止になり針がないと言われ、
ビックカメラ池袋店でPickering V150/DJというカートリッジを購入。
カートリッジの安さに驚いた。
12000円だったようだ、今日当時の箱を見て値段が判った。


今日、持っていったカートリッジの説明書では
V-15/DJとなっていた。
これはカートリッジで4500円程度だったようだ。


ビックカメラの店員から、これはDJ用のカートリッジで
逆回転しても針が曲らない仕様だと言われる。


ついでに、ピッカリングはDJ用のカートリッジで
でもレコードを結構傷つけますよとも言われて驚き。
大昔から使っているけれど、そんなことはないと思うがと反論したが、
店員は違うと主張。
まあ良いやと受け流し。


帰宅後、調べると、最近10年とか15年ほど前からDJ用で有名になった様子。
検索でDJ用と書いてあるサイトにはV150/DJとかV15/DJのカートリッジの話になっている。
大昔は、当然今風のDJなども居ないからDJ用はありえない。


今日は、Audio-technicaのAT10Gというのを5000円で購入。
まあ、問題なく鳴っているが。


プレイヤーの上の棚には、
PickeringのXSV-3000、V150/DJ,V-15/DJと並んでいる。


検索すると、まだXSV-3000の針を販売している会社がある。
値段は5000円少々。
今度は、これを購入してみようかと思う。