根岸はホテル街にある博物館が面白い

鶯谷駅を池袋寄りの出口(北口)から出る。
言問通りで近所の地図を見て、
書道博物館から三平堂へ。


路地に入っていくと連れ込みホテルばかり。
住宅とホテルが交互にあるような、
結構な数のホテル。
アベックも結構あるいていて、時々ホテルに入るのを見かける。


子規庵があったが、あいにく正月休み。


その真ん前が書道博物館
大人500円。
残念ながら高齢者割引なし。


中村不折(ふせつ)コレクションの日本の古代碑。
石碑の拓本、巨大な古代中国の石碑などの拓本。


2階へ行くと、中村不折の集めた日本の石碑の拓本などのコレクション。
段々と凄いなと思い始める。


庭の前が本館。


中国を中心にした石仏から始まって、
青銅、動物の骨に書いた漢字など凄い数のコレクション。


無料で借りられる解説テープで聞きながら見て回る。
中国の古代から日本の漢字、仏教、文化への繋がりを感じる。


書道にも漢字にも全く興味がなかったが、
ここの展示は素晴らしい。
でも、最後は多くて、食傷気味。


書道博物館と言いながら、
中村不折のコレクションが中心のようだ。
中村不折さんは正岡子規とも親交があったそうで、
この辺りが坂の上の雲にも何回も出てくる場所のようだ。



路地を先にグルグルと回ると、
書道博物館の裏手が林家三平の三平堂。


大人600円。


林家三平さんの数々の思い出の品。
レコードからネタ帳、日記、普段使っていた物など。
昔の高座のビデオも見れる。


奥さんの思い入れの博物館という感じ。




朝は雲ひとつない空模様だったのに、
昼から雲が出始め、午後には結構雲が多くなってきた。
そろそろ降るのかと思ったが、ついに降らなかった。


根岸2丁目から3丁目の裏通りを回り、
最後は上野駅まで歩き、
駅中の甘党喫茶で休憩。


12時半に家を出て、18時半に帰宅。
4時間くらいは歩いたのだろうな。
疲れた。



根岸辺りは、
子規庵、書道博物館、一葉博物館などを回るだけでも1日つぶれそうだ。
裏通りにも古い家などが多く、
散歩としては楽しいエリアだ。