動員の革命 やはり津田さんは一番ノッテイル

◎ 動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか


話題になっているように、非常に面白い。
ソーシャルメディアの意味付け、
ソーシャルメディアからリアルの世界での動き、
今後のマネタイズとの連動、
など、ソーシャルメディアの影響が良く判る。


この本を読んで良かった。
ソーシャルメディアとは何か良く判らなかった。
単なる口コミとも思っていたが、
今後の世の中が変っていく切っ掛けになるようだ。


1995年頃の、インターネットの解放で、
一般人にもWebサイトを作成して、意見を述べる場が出来、
2003年頃のブログの出現で、情報発信がより簡単になり、
その後のTwitterで、リアルタイムでの情報発信が可能になってきた。


一般の人々への情報発信のツールが提供されることで、
世の中がどんどん変化してきている。


インターネット以前は、
情報発信、情報収集は、マスコミ、書籍だけだったのが、
インターネット後は、
一般の人々が簡単な情報発信、情報収集方法を手に入れ、
マスコミ以外の知見者の意見の発表の場が出来上がった。
代わりにマスコミが沈没している。


官僚、官庁、政府、政治家、大企業の問題も、
直ぐに一般人によって指摘されるようになった。
既得権者が全てをコントロールすることが難しい世界になってきた。


津田さん、佐々木俊尚さんの本は読んでいかないといけないなと思う。
次は、佐々木俊尚さんの 『「当事者」の時代』 を読まないと。