海外への販売を恐れることはない

2週間前に取り次いだCD屋から直に売ってもらえるようになったとの
フランスのジャズファンからメール。


今日もまた別な日本の小さなレーベルの問合せ。
簡単に調べられるんだが、
海外からは日本語が障害になっている。
英語は判らないとか、お金のやり取りができないとか
日本の売る側も消極的なことが問題。
英語のメールだと返事も返さない。


海外への販売などでも恐れる必要はない。
CDなどの場合は、お金を回収できなくても、
2000円とか3000円くらいだから、
良い勉強と思って、どんどん販売すればいいのに。


特に、フリージャズのような小さいマーケットの場合、
対象を世界に広げることで、マーケットが広がる。
これは商売の鉄則のはずだが。
と商売には素人が言うのも変だが。



2週間前、この話と同時に、
電話番号を知らないミュージシャンへメール、Twitter,Facebookなどで連絡し、
別なミュージシャンにも連絡しまくって
やっと海外に行っているミュージシャンと連絡できたり、
別のミュージシャンへの海外からのメールを取り次いだりして、
ネットでの連絡で、昔を思い出した。


1980年代終わり頃から
メールでいくつもの海外とのプロジェクトをこなしていた。
日本にいても海外との仕事をこなせると実感した時だった。


その後転職した先でも
米国本社などの多くの人とメールのやり取りで
仕事をこなしていた。


当時は珍しかったのだろう、
米国本社の社内報にも顔写真付で記事にな。


あの時に、どうしようもなかったのが
本社と取り次いだ日本のマーケティング担当。
私に詳しい説明もなく、
単に本社から写真を撮りに来るしか伝えられていなかった。


こういうのは仕事のやり方が問題だ。
仕事などは目的、その後の対応方法などを詳細に説明して、
依頼しないと、仕事の上手く行かなかったり、時間が掛かったりする。


これはシステム開発のプロジェクトマネージメントでも同じだ。
対象の全体像、その位置付け、目的、対象範囲(スコープ)などが
明確でないプロジェクトの迷走が多い。


フランスのCD販売を仲介したときの記録
http://d.hatena.ne.jp/maida01/20120316/1331892440
この販売方法はCDだけでなく、同様な商品の販売に使えるはず。



2012/7/7 追記
昨日、海外へのCD送付、代金の回収方法などを教えたCD屋さんからメール。
上手くフランスの人へCDを販売できたそうだ。
今後、日本の素晴らしいジャズミュージシャンのCDを
海外へも販売できるようになれば嬉しい。