バールさんの演奏は相変わらず素晴らしい

新宿歌舞伎町の中にあるジャズバー ナルシス。
17時20分頃に到着。


既にカウンターにはいっぱいの人。
私らの席は前から2番目。
1列目にはバールさん座っている。


斉藤徹さんのブログで、風邪を引いたと読んだが、
風邪は大丈夫とのこと。
それでも時々咳き込む。


ベースも持ってきたと言う。
最近のベースは技術の発達で軽くて、小さくなるとのこと。



6ヶ月前に出来たばかりのベースで
ネック付け根の裏のボルトでネックが取り外せ、
専用のバックに入れることで、
飛行機でもバックと一緒に荷物として預けるそうだ。


18時過ぎには満杯の人。
殆ど身動きできず、トイレに行くにも大変。


78歳という歳なので、
握力も減って、演奏も難しいと思っていた。


演奏は全く問題なく、
昔と同じような緩急自在な演奏。
細やかな指、弓使いで
いろいろな音を出す。


一番前だったので、
その指と弓の使い方も良く見えて、
それぞれの音の出し方が判った。


弓の角、ネジなのだろう、少々盛り上がった部分なども使って、
たまたまぶつかった部分なども巧みに使っての演奏。
写真を撮るのでフラッシュがたかれたのも、
NO Flashなどと演奏の一部としてしまう。


演奏技術も巧みで、
そのとき起きたことも演奏に利用してしまう。


そのからは歌舞伎町の呼び込みなどの喧騒。
そんな中でも、ベースソロという対比も面白い。


店の一番奥には斉藤徹さん、来週競演する瀬尾さん、田島さんも来ていた。


女房は持参した最初のベースソロのレコードにサインを貰った。
沢山の客がそれぞれに持ち込んだレコード、CDなどにサインを貰っていた。


20時過ぎの終演の後で、
友人とサムライに行き食事&ベースソロのレコードをかけてもらった。
今日の演奏も、1968年の最初のソロ Journal Violone (Link to Discongs)と変らず素晴らしかった。



ナルシスで田島さんと少々話し。
最近は演奏スタイルが少々変った、
また板倉さんと演奏してみたいとのこと。
来週バールさんとの演奏を聴いて、板倉さんに連絡するかなと思った。
また板倉さんと3ベースなどの演奏も面白そうだ。