ヨーロッパからのインプロミュージシャンと喜多さんの素晴らしいライブ音楽

ヨーロッパの3名(ボイス、クラリネット、ピアノ)と喜多さん(バイオリン)で
四谷三丁目の茶会記でのライブ。


Xavier CHARLES グザヴィエ・シャルル(clarinette)
Guylaine COSSERON ギレーヌ・コスロン(voice)
Frédéric BLONDYフレデリック・ブロンディ(piano)
喜多直毅(violin)


インプロ30分程度の演奏の2部構成。


クラリネットが普通の音出しでなく、息吹きだけで小さな音で、演奏が始まった。
それに合わせて、喜多さんも小さい音で引き始め。
ボイスは、クラリネットかバイオリンの音かとも思うような、ノイズ的な声(?)。


アップライトピアノの鍵盤の上も下も前面が開けられている。
始まって直ぐにピアニストは、
鍵盤の下の部分をマレットで叩いたのか、低い音。
次に、鍵盤の上部のむき出しになった低音弦に棒を突っ込んで、弾き始めた。


見た目からして、ピアニストの内部演奏が面白い。
初めは会場一番後ろに座って聴いていたが、
2部では一番前のピアノの下部が良く見える場所へ移動。



ボイスは歌ではなく、完全にボイスで、いろいろな音色のボイス。
途中で音を揺らすために、首の付け根に近い胸をコブシで叩き始める。
ホーミンも混ぜた凄いボイス演奏。


何と言っていいのか判らないが、
小さな音での、素晴らしいインプロバイズト・ミュージックでした。
こういう音楽は日本では余り聴くことができないのでは?