丁寧に組み立てられた話 幻夜 東野圭吾

◎  幻夜


ブックオフで108円だったので、購入し読んだ。


久々の東野圭吾の作品。
余り期待していなかったが、非常に面白い。
文庫本で800ページ近い大作だが、
初めから終わりまで、どうなるのか飽きさせない作品。
通勤の行き帰り時間+昼休みの時間で、1週間もかからず読み終えた。


神戸の震災で出会う男女から話が始まり、
舞台は東京へ移り、女性が数年で実業家に成り上っていく。


推理小説的、ミステリー的面白さがあり、
これは途中で大体想像がつくが、
最後の終わり方が、また良い感じ。


久々に面白い小説を読んだ。


定価1000円を超える文庫本がブックオフの108円だから、いい買い物だった。