独特な作風 桜庭一樹 ばらばら死体の夜

○  ばらばら死体の夜 (集英社文庫)


また桜庭一樹の本を発見して読んだ。
桜庭一樹は面白い作家だ。


私の男で、その変わった作風というのか話の流れに面白さを感じ、
丁度映画化されたので、その映画、私の男も見た。
しかし、映画は少々違うかなと思った。


桜庭一樹の作品はライトノベルが多く、
この分野は余り自分の好みではなく、読んでいない。


ライトノベル以外の作品を探し、赤朽葉家の伝説を読んだ。
この作品は、めちゃくちゃに面白い。


この本は、女性3代の長い話で、
私の男とは全く別な感じの作品。


ガルシア・マルケス百年の孤独 に影響された作品のようだ。


今回読んだ 「ばらばら死体の夜」にも、百年の孤独の話が出てくる。


「ばらばら死体の夜」
題名にあるように、ばらばら殺人に行き着く話。
この辺は、私の男の話に似ている様に思う。
作品としては、私の男の方が面白いと思う。


殺人に行き着くまでの6章が、
章毎に各登場人物を中心に書かれている。


桜庭一樹ライトノベル以外をもっと読みたい。