板倉克行さんの思い出

以下は、2014年に書いた文章で
暫くそのままにしてあったが、
板倉克之さんが亡くなって4年も経つので、
何となく公開することにした。
  2018/1/15(月)



板倉克行さんと出会ったのは、1996年頃だと思う。
新宿PitInnにブロッツマンのライブを聴きに行き、
初めて板倉克行さんの演奏を聴いた。


この時、凄いピアニストだと思って話しかけたのが初めだと思う。


フリージャズ系は可也ライブを聴いていたにも関わらず、
結構、歳な感じで、凄い上手いピアニストの板倉克之さんを、
今まで知らなかったことも驚きだった。


レコードを出しているのかを聞き、
次のライブ情報、電話番号などを聞いた。


ライブにも伺うようになり、段々と板倉さんと親しくなった。


足利での板倉さんの何回目かの結婚式にも出席してしまった。


板倉さんと知り合った当時は、井上敬三さんとのデュオが多かった。
下北沢Lady Janeや保谷InFにライブを聴きに行った。
井上敬三さんとも親しくなった。


若手を集めて、自分のバンドも組んでいた。
音楽的に若手には厳しかったが、
みんなが段々と音楽的に上手くなっていったように思う。


大沼さん、森さんとMASHを組んだり、ロシアなどへ演奏旅行もした。
その後、MASHからは抜けてしまった。


若手とのバンドも段々と止めていき、
朗読などとの共演も始めた。


そんなころに、2013年3月だったと思う、
行きつけの飲み屋を出て直ぐに道路で倒れて、
生憎頭を打って、脳挫傷
直ぐに病院へ搬送、ICUで治療に入り、
10か月ほど入院し、
結局、2014年1月10日に死亡。



また破天荒な、昔風のミュージシャンが亡くなってしまった。