10年後の日本

昨日、BookOffで”10年後の日本”を発見。
全く知らなかったが、題名が面白そうなので購入。
105円。


目次を見ると、普段思っていることが書いてある。
Amazonのカスタマーレビューでも

今騒がれ始めていることを何の裏づけも無く拡大解釈して、
不安を煽っているだけとしか思えません。

とある。
確かにとも思うが、
普段のニュースから自分でも感じていることだが、
良くまとまっているように思う。


まだ、読み始めたばかりだが、
目次からも、大体書かれていることは想定できる。
自分なりの、まとめに使えそう。


以下に目次をメモ

  1. 変わる日本社会のかたち
    • 格差の線引き−自由な競争が社会を引き裂く
    • 治安悪化−警官の増員するも検挙率上がらず
    • 消費税2ケタ化−大幅引き上げは必至
    • 地方分権のゆくえ−貧乏自治体から住民が逃げる
    • 老朽化するインフラ−巨額の血税が廃墟列島に消える
  2. 鍵をにぎる団塊世代
    • 大量定年のその後−700万人が、”無職老人”と化す
    • 逃げ切り世代の落とし穴−退職金、企業年金があぶない
    • 第二の人生−世界一長い余生を楽しく過ごす
    • がん人口急増−団塊世代ががん年齢まっただなかに
    • 貯蓄率低下−「背伸び消費」で団塊が貯金を取り崩す
  3. ビジネスマンの新しい現実
    • 「匠の技」の断絶と流出ーものづくり大国の凋落がはじまる
    • 移民開国への土壇場−人材の空洞化は避けられない
    • 訴訟社会の到来−弁護士大増員が係争増加を招く
    • バブル入社組みの暗転−”第二の団塊”に最後の審判が下る
    • マンション・オフィスビルの供給過剰−都心に不動産暴落の危機
    • 進化するテクノロジー−ロボットが少子化時代の救世主になる
  4. 漂流する若者たち
    • Y世代の台頭−成長を信じない若者が新たな文化の担い手に
    • フリーター500万人時代−定職を持たずに老いる若者達
    • 労働力の外注化−個人のライフスタイルが働き方を決める
    • ひきこもりの高齢化−親の負担から社会の負担へ
  5. 世代が対立する高齢社会
    • 年金崩壊−約束された給付水準は守られない
    • 縮小する介護サービス−高齢者が日本を脱出する
    • 老人ホーム戦国時代−選択肢は増えるがトラブルも多発
    • 高齢者の都心回帰−大都市郊外の過疎化が深刻に
  6. 家族の絆と子どもの未来
    • 虐待の連鎖−殴られて育った子が虐待する親になる
    • 教員大量定年−危惧される指導力の低下と教育格差
    • 教育の自由化−競争原理の導入で学校も生徒も淘汰される
    • 子供の体力低下−2016年オリンピック惨敗の予感
  7. 男と女の選択
    • 出生率低下−結婚したくてもできない男女が増加
    • 離婚ラッシュ−「年金分割」施行を待っていた妻たち
    • 生殖医療の限界−子の「知る権利」法制化で精子提供者が激減
    • 代理母の功罪−不妊夫婦は海外を目指す
    • 変質する夫婦観−10年後に専業主夫が20万人を突破
  8. 地球環境の危機
    • 切迫する大震災−30年以内に首都圏直撃の確立は70パーセント
    • エネルギー危機−激化する資源戦争に新たな展開が
    • 地球温暖化の悪夢−人類による自然資源の浪費がつづく
    • 飽食の未来−食料危機がやってくる
    • 恐怖の感染症エマージングウイルスが猛威をふるう
  9. グローバル経済の奔流
  10. 不安定化するアジア
    • 北のミサイルの脅威−そのときMDは役に立つか
    • 実現化するNBCテロ−試される国民保護法の真価
    • 南北統一する朝鮮半島−統一が新たな対立の構図を作る
    • 中国共産党崩壊の可能性−揺らぐ一党独裁の正当性