改善の提案 海外旅行本 超絶ハワイ術もっとアロハ編―達人の奥義

超絶ハワイ術もっとアロハ編―達人の奥義、ロコのワザ (知恵の森文庫) (文庫)


沢山のレストランの紹介がある。多分貴重な説明なのだろう。
しかし

ハワイ上級者、ハワイの達人を目指す人を読者に限定して書き始めた

とあるためか、通りの名前での場所の紹介だけで
地図の掲載もなく、場所が全く判らない。
通りの名前だけを聞いても場所が想像できる上級者を読者にしているのだろう。
観光旅行本を読むときは、地図を参照しながら読むのが好きなんだが。


ハワイ上級者対象と言いながら、レストラン、食材・日用品などの買い物に多くのページを割いていて、食べるため、買い物のためにハワイに行くように読める。

暮らすように遊ぶ

というコンセプトだそうだから、現地の人としか知らないような遊び方などを紹介して欲しい。


日本人観光客がいる場所は良くない、日本人はブランド物の買い物ばかりしているなどと、
同胞である日本人観光客を嫌っている文章が、随所に出てくる。
確かに海外旅行に行って、いかにもな感じの日本人ツアーを見ると嫌なときもあるが、
余りに言い過ぎだと思う。
読んでいて、嫌になるほど出てくる。
レストランや商店の評価基準が、日本人観光客が行かない場所になっている。



ということで、海外旅行本には
・地図を掲載して、地図を参照しながら読みたい
・現地の人しか知らない情報が欲しい
・レストラン案内本でないならば、食事の話は少なめにする。食事のために海外旅行には行かない。
・日本人を余り悪く書かない。日本語の本の読み手は日本人だから
という書き方が必要かな?


この本は2冊目の著作なようで、1冊目は評判が良かったようだ。
1冊目は、超絶ハワイ術―達人になるための80の方法 (光文社文庫) (文庫)