こんな先生に教えてもらいたかった ノート指導の技術

◎ ノート指導の技術 (教育技術文庫) 有田 和正


ブックオフで見つけて、書名に引かれて購入。


小学校の先生向けに書かれた、生徒のノートの取り方指導書のようだ。


非常に独創的なノートの書き方、取らせ方が書いてあるが、
本当は授業の仕方が書いてある。
”教育要領に則った画一的な授業ではいけない、
子供に考えさせるように授業をしないといけない”
という考え方の先生のようである。


ノートを取ることで、自分で考える訓練をしている。
素晴らしい先生だ。
こんな先生に習えば、もっと自分の考え方、文章などが上手になったように思う。


黒板に書かれた文字を書き写しただけのコートはダメ。
汚くてもいいから早く書くこと。
考えながら書くこと。
など、小学校1年生から6年間も、自分で考えながら書く習慣が付けば
文章も考え方も見に付くはず。


独自の教育論を実践している先生。
サラリーマン的な先生では小学校でも勤まらないようだ。


こういう先生が増えれば、日本の将来も明るいだろう。
非常に高名な方のようで、書籍も沢山書かれている。
小学校の先生だったのに、大学の教授にまでなっている。



参考:
・有田和正先生 語録 パート1 http://www6.plala.or.jp/manmas/arita.html
・有田和正プロフィール http://www.izumo-net.ne.jp/~kiiro/arita/aritapro.htm