ライブを聴けて非常にラッキー SHOOMIX LIVE

Shoomix Shoomy(key. Rhythm mix)Kelly Churko(g.laptop) @江古田 Flying Teapot


数週間前になってるハウスでのライブ休憩中にかかっていたCD、
Shoomix Live at BinSparkを聴いて凄いと思っていた。
何と江古田でライブを発見。


8時少々過ぎに店に到着。
未だ始まってなく、
Shoomyさんが、でかい音で音合わせ?確認?。
8時半に演奏開始。
ShoomyさんはKorgのキーボード(Triton)を中心にアタッチメントのようなものを3個ほど配置。
ケリーさんは、Macのノートとギターをつなぎ、Mac増幅器のような役割か。
ケリーさんは金物たわしのようなものでギターの弦をこすったり、
金の皿を弦の上に置いて、その皿をドライバーでこすって音を出したりと。


CDを聴いたときは、打ち込みなどはケリーさんかと思っていたが、
Shoomyさんのキーボードがsamplerいろいろな音を組み合わせていく。
ケリーさんは、Macで音を調節しながら、
ギターをかき鳴らして音源としてMacで音を加工している様子。


エレクトロニクスミュージックというのか、
どういう分類の音楽なのか、
可也の爆音だったが、
根底にはしっかりとしたリズムが流れていて、
相手の音を良く聞きながら、相手の音の変化で自分の音変化していくという
素晴らしい音楽だった。


5年ぶりの演奏とのことで、ライブを聴けたことが非常にラッキーだった。
この手の音楽には詳しくないが、非常に音楽性の高い演奏だった。


演奏を聴いた瞬間に、この演奏は商業的にも受ける音楽だと感じる。
昔、テレビ東京流行通信などのバック音楽としては受けると思う。
バックに非常にゆっくりとした強く低音のベースリズム、
ウォーキングベースのようなリズムを入れると良いと思うが。
まあ、本人達は売る気はないのだろうが。


客はケリーさんのカナダ人の友人と思われる人1名、
Shoomyさんのボウヤ2名、もしくはボウヤ1名と可也親しいファン、
と私。
ということで、本当の客は1名だけ。


ケリーさんとは数年前にシラムレンで少々話しをしたことがあるが、
あの時はもっと線の細い白人と言う感じだった。
あの時は、藤井さんのオーケストラに呼ばれたと言っていたが、
今では藤井さんのカルテットなどにも参加している様子だ。
藤井さんのバンドでどんな演奏をしているのか気になる。
久々に藤井さんのバンドも聞き行く気になった。



少々ルーズなライブの時間管理に少々不満。
8時開演とのことだったので、急いで行ったのに、始まったのは8時半。
まあ、これは良くあることなので問題ない。
1stステージは1時間ほどで、休憩にはいった(のだろう)。
トイレに立った間にShoomyさん以下ボウヤ(?)2名はいなくなり、戻ってこない。
ケリーさんもどこかへ行っちゃったと言い、ケリーさんの友人も帰ってしまう。
30分以上戻ってこない。
店主も食事に行ったみたいで、もっと演奏すると思うのですが、
ということで、結局、10時に店を出た。
店の入り口でShoomyさんら3名が立ち話をしていた。


東京の夜は電車が不便なので、早めに演奏を開始して、適当に時間で終わるようにして欲しい。
NYC辺りとか車社会のアメリカの田舎辺りでは、こんなルーズな時間管理で良いのだろうが。
こんなに素晴らしい音楽なのにもったいない。
昔のミュージシャンは時間には非常にルーズだったが、
最近は時間は結構きっちりとしている。
原田依幸さんのバンドのように、30分ガンガンに演奏して30分休み、また30分演奏で終わり
というスタイルが一番好きだな。


結局、ダイア設定に問題のある有楽町線新桜台の駅では15分も待ち、
小竹向原の乗り換えでも電車は行ってしまい、少々・・・・