昔のフリージャズを思い出す 大谷能生+康勝栄月例@江古田Flying Teapot

大谷能生(sax)+康勝栄(g)
今月のゲスト
秋山徹次(g)、一楽まどか(pad)


数年前に板倉さんのグループで聞いた大谷さんを聞きたかった。
一部は、始めに大谷+康DUO、次に一楽、秋山の順にソロ。
二部は、4人で演奏。


前回聞いた時と同じようにタンギングの少ない大谷さんの演奏。
康さんは何時ものような単音中心の演奏。
一楽さんを始めて聞くが、木琴のような小さな楽器に電気を入れて増幅しているが、
うるさい音楽でなく、きれいな音。
秋山さんのソロは、オクターブだか2オクターブ違う音を、単音のように弾いて、
余韻を残す。2つの音が微妙に、ほんの少々音程が違う。
カポをずらしながら演奏したり、何をしたいのか理解できない。


4名一緒の演奏。
始めに康さん、秋山さんのDUO。
40年前のユージーン・チャドボーンを思い出す演奏。
その後、皆でからむんで演奏。
面白い部分もあるが、全体の構成、何をしたいのかも良く判らない。
終わりには、皆がしばらく様子を伺いながら待っている。
もう少し一緒に演奏しないと、息が合っていないように感じた。