今年も横浜プロムナードへ

二日酔いも回復していない。
今年も余り面白そうなプログラムがないが,
女房が行こうと切符も買ったので,12時前に家を出る。


13:30頃関内大ホールに到着。
渋谷毅オーケストラ。
曲も音楽も全て良いのだが,
二人のドラムの内,真ん中のドラムのスネアの
リズム,シンバルンなどの音の入れ方が合わないと思う。
女房も同意見で,2曲も聴かずに退散。





関内大ホール3階のロビーにある椅子がカッコよかった。
木の椅子が並んでいるが,2つだけ朱色で他は全て青。


関内ホールの外での無料演奏が良い。
ファンクバンド風。
目の前のレストランで昼食を取りながら聞いていたが,
残念ながら1曲で終わりだった。
拓殖大学のジャズ研のようだ。


関内ホールの脇にJazzmen Clubがあった。
散歩と思っていたのに,
Jazzmen Clubに女房の知り合いが出ているとのことで入る。
この女性は,名刺の裏に鉛筆手書きのジャズメン風のカッコいい絵。
直ぐに狭い店内はいっぱいの人。
アノトリオ演奏。ピアノが非常に上手い。
時間になったので,女房の知り合いの歌も聞かずに退散。


15:40-17:20
高橋ゲタ夫Crystal Jazz Latino。
非常に良い。ゲタ夫のベースも良いし,リズム陣が良い。
久々に聞く,スチールドラムの良い音。
楽しいバンドだった。
続いて,モヒカーノ関ラテンジャズ8重奏団。
始めの数曲が変。
全体的に合わない。
アルトサックスは曲を間違えたようだし・・・・
このままなら出ようと思ったが,その後回復。
但し,フロントのサックス,トランペットはイマイチ。
ドラムもリズムがラテンに合わない。
それでもモヒカーノ関と高橋ゲタ夫の素晴らしさで持っている。
後半は楽しい演奏でした。


ドラムの芳垣のライブへ。
定村史朗というエレキ・バイオリンとベース,田中信正のピアノ。
皆上手いのだが,何となく面白くない。
2曲ほどで退散。


中華街を散歩。
久々の中華街は広がっているようだ。
NYCの中華街もリトルイタリーを食ってしまったように大きく広がっているが,
横浜の中華街も大きくなっているように思える。


ミントンハウスで,ビール,カレー,おでん。
相変わらず”おいどん”はボクトツとして良い感じ。
しかし今回は時間も早いためか,余り面白さはない。
19:30からのコンサートへ行こうと出る。
タクシーで赤レンガ倉庫へ。
入り口でオクトバフェスで広いテントで沢山の日本人,外国人がビールを飲んでいる。
周りでも沢山の輪がある。


久々に見るカルメン・マキ。
タレントのベッキーを年取らせたような感じになっていた。
殆ど日本語の歌で,ジャズというより歌。
心に伝わる素晴らしい歌と演奏。
ピアノは芳垣バンドでも演奏していた田中信正
こんなフリー的なピアノのバック演奏で歌うのも凄い。
普通のジャズボーカルではなく,
日本のポップとか歌謡曲とも違うしジャズでもないし,ブルースでもないし・・・・
心に伝わる良い音楽だった。
ピアノの田中信正さんは,2日間出ずっぱりと紹介されていた。
皆が素晴らしいピアニストだと思っているのだろう。
久々に聞く立花さんの演奏は相変わらずという感じだ。
PAのセッティングではベースをもう少し落とすべきで,
特にベースの低音部分は少々ひど過ぎ。
よくあんな音でミュージシャンは文句を言わないものだ。


前々からInFで時々歌っているカルメン・マキを聞きたかったのが,やっと聞けた。
素晴らしい歌だった。
外見は大昔の思いからは大違いだったが。


10時半頃に帰宅。疲れた。



しかし横浜プロムナードも出演者が面白くなくなった。
エアジンの梅本さんが抜けたことが大きく影響しているのだろう。
今年はエアジンにも時間的に行けなかった。
この辺のイサカイも良く判らないが。
NYCでは毎年のジャズフェスティバルで
裏番組でフリージャズだけのフェスティバルを開催している。
しかし横浜という同じ場所で2つのジャズフェスティバルをやるには
横浜・日本のジャズ・音楽のマーケットが小さ過ぎる。
ミュージシャンの層も薄すぎるように思う。