2009-10-12 世界を駆け回る歴史的紛争,因縁の話 約束の地 書籍 志水辰夫 ◎ 約束の地 また志水辰夫の長編。 日本人だと思ったら,トルコ生まれでロシア,満州と流れてきたオジイサンだったり, 主人公も本当は満州人だったりと, 日本からトルコ,アルメニア,イギリス,パリと話は時も経て駆け回る。 文庫本で640ページもなる長編。 場所と時代がクルクル変わり,カタカナの登場人物が沢山いるので, 前後関係などを良く覚えておかないと判らなくなる。 歴史的紛争も絡めて, 面白い作品でした。 これもシミタツの面白い作品の1つ。