英語での世界を知ることの重要性と日本語で考えられることの重要性

NHKの番組で立花隆が子供たちを前に授業。
Google検索などで英語での情報を収集して,
世界の情報を入手していかないと世界から置いて行かれる。
・英語での情報は日本語での情報と情報の量が違う。
などと説明していた。


全く同意見。


但し,
英語で話しをする前に,自分の意見をまとめるために日本語の習得は必須。
従って,子供のときから英語の勉強は不要。
ある程度日本語ができるようになる中学生からの英語の勉強開始で充分。
日本,日本人としての感覚の習得には,
日本語,漢字は欠かせないようだ。
特に漢字は日本語,日本人の感覚,感情の習得には必須。
物事を考えるときに人は文字で考えている。
このときに漢字を使うことで,思考の速度が増す。



30年ほど前に,
英語がベラベラの同僚にアメリカとやり取りするメール文章を添削されて
英語でのコミュニケーション方法が判った。
言葉の問題の前に,他人に判るように文章としてまとめるほうが先。
まあ,未だに文章は下手だが。


日本語でまともにコミュニケーションできない人は,英語でも同じ。
英語を習う前に日本語でのコミュニケーションを習得することが重要。


日本語で考えることが人を日本人にする。
日本人でなく,どこかの外国人になりたいのであれば,
小さい子供時から英語だけで生活すればいい。
でもこれでは何にもならない。