初めての池波正太郎 おとこの秘図

◎  おとこの秘図(上)


数週間前に本屋でたまたま購入。


始めて読む池波正太郎さんの作品。


江戸時代の徳山五兵衛という旗本の一生。
妾腹のために父親に嫌われ、
20歳前に京都へ出奔し、いろいろな経験。


後に将軍を助けたり、盗賊の捕り物役を勤めるのだが、
出奔の経験が活きてくる、というか話をつなげているのか。


京都で貰った秘図、艶っぽい絵から
一生掛けて秘図を描いていく。


日本左衛門という大盗賊を捕らえたことで、有名な人のようだ。


検索してみると、徳ノ山稲荷神社というのが墨田区石原にある。
時々飲み会で行く、直ぐ近く。
来月飲み会で行くと思うので、見に行ってみたい。


徳山五兵衛重政屋敷跡、日本左衛門首洗い井戸跡之碑というのがあるそうだ。


池波正太郎さんの物語は、
歴史小説なので司馬遼太郎さんと似たような語り口で、
やはり歴史の流れが面白い。
文体も似ているように感じた。
読みやすい。


時々行くライブハウスの”なってるハウス”の近くの合羽橋の図書館に
池波正太郎記念文庫があるので、ここにも再度行って見よう。



上中下の3巻に分かれています。


 おとこの秘図(中)  おとこの秘図(下)


先日、図書館に行ったときに探したが見当たらず、
図書館では少々でもエロっぽいと蔵書しにのかと思っていたら、
Amazon検索に付けたLibronでは、板橋区の図書館でも在庫ありとなっている。